Kozanebaを累積KJ法に近づける
2024/3/7
一ラウンド
手前にかならず「取材」がある
思い出しであっても「脳内の取材」
どこでラウンドを刻むかは決まり事ではない
状況に応じて変更して良い
内省
これは内面の探検
データ収集
フィールドワークの場合はここで手分けをして花火日報や探検ネットを使う
データバンクはScrapbox的
各ラベルの隅にデータカードのIDがあり、文章化の時にそれを参照
これはつまりKozanebaでいうところのScrapboxこざね
より詳細な情報へのリンクを保ったカード
Kozanebaはこれを今なんとなく「Scrapboxカードの見た目」にしてるけど好ましくないかも
テキストが自由に編集できるべき
R2の図解を長い間張り出して眺めたり文章化をしてみたりする
R2が「長期的に使われるマップ」だ
R2の刺激で脳内の「過去の膨大な経験の蓄積」から関連するかもしれないものが引き出されてくる
R2との対話
人間からだけではなくLLMからも引き出されて良い
R3はR2から出てきた気づきがラベルとして追加される
が、違うな
植え替えノートはXを読み返して、面白いものをYに移植する、これを時間をおいて何度もやることが面白い この移植は「書き写す」と言ってるのでそのまま複製する形をイメージしてそう
もちろんその時に思ったことは加筆したりするのだろうが
一方で累積KJ法では「面白い付箋を **複製** しろ」とは言っていない
p.399
文章化の途中でデータに触発された問題点や発想を、ことごとくその場面で括弧つきで文章に織りこんで…この括弧の部分のみをもう一度すべてラベル化する…
討論では、ハタと膝を打ちたくなるような、重みがあると思われる問題点に思い至った場合にのみ、それをラベル化していくのである
むしろ一切複製せずに、新しく出てきたものだけを使っている
これを踏まえて判断を行う
その後は実行フェーズなのでまた別の話
データバンク p.434
下からの分類
きちんとした表札をつける
これの繰り返し
Scrapboxと比べた場合
二つのページを「これは関係あるな」と明示的につないだ
これはボトムアップ、下からの分類、よい
キーワードをブラケティングしたら数枚が2ホップリンクでつながった
これも同様、よい
「きちんとした表札をつけて圧縮する」が行われない
KJ法は認知的負担を減らすためのもの
125枚のカードが25枚になって5枚になることが大事
Scrapboxにその機能がないので圧縮されていかない
これは「当初想定した用途」の違いによる運用の違い
KJ法は特定の目的のためにフィールドワークをして収集したデータを構造化している
数ヶ月かけて調査してデータを集めて半年かけて整理したりする
コストをかけて集めたデータをなるべく全部使いたい
一方でScrapboxは研究室内のWikiとして使われてきた
何年も継続して使われ、そして書いた人間がどんどん卒業していなくなる
作られたカードの中には不要になるものも多い
書いた人間がいなくなって意味がわからないものも多分たくさんある
すべてのScrapboxカードを統合したマップを作ることにあんまり意味がない
一段階抽象化して、一部のよくわからないものを「その他」に押し込めば可能ではある
いや?Scrapboxにもあった方がいい気がしてきたな
ページ数が増えてから来た人が何をみたらいいかわからなくなる問題、地図が作られないのが原因説
今のKozanebaの場合
紙のKJ法ではカードを複製することが手間だった
それを解決するためにKozanebaが作られた
付箋自体の複製や配置された図解の複製は数クリックでできるようになった
でも、累積KJ法をやる上で必要なのは複製ではなかったな
後から追加した付箋だけ複製するか?
6ラウンド累積KJ法は半年から1年かかる
2ラウンドやって、できた図解をトイレにでも貼ってながめたらいいんじゃないかな
Claude.icon Kozanebaを累積KJ法に近づけるためには、ラウンドの進め方やデータ収集・管理方法を工夫し、本質追求ラウンドでの対話や気づきの活用に注力することが重要だと言えます。また、Kozanebaの特徴を活かしつつ、図解の圧縮機能など、累積KJ法の利点を取り入れていくことが望ましいでしょう。
2024-03-08
現状のKozanebaの使われ方について
だとするならそれを文章化した時に引用ではなく自分で補ったことばをラベルにして次のラウンドをやると累積KJ法っぽい
タスク管理
複数のプロジェクトに複雑な相互関係がある時にKozanebaで整理したりしている
これは「こんなことをやったらいいのでは」がR1: 問題提起ラウンド
「実際にやってみたらこういう問題が起きた」などがR2: 状況把握ラウンド
今は一つの図解に両方入れてる
だからだんだんごちゃごちゃになってくる
これは、新しい図解を作るべきなのだなー