KJ法実験での立川さんの気づき
西尾さんとのKJ法での気づきをまとめると、以下のようになります。
KJ法を始めるきっかけは、西尾さんの思いつきと立川さんの反応から生まれた。
付箋を100枚用意するまでの過程で、期限設定や段階的な目標設定の重要性を学んだ。
作業中は元々の目的を忘れがちだが、思考の道草や回り道は新しい知見を得る好機にもなる。
KJ法の当日、場のログを取るために様々な機器を用意した。
最初に分類の基準を考えるのではなく、近いものをグループ化していくことが大切だと気づいた。
グループ化の過程で、物騒な話が価値のある寄り道になることもある。
グループ間の関係性を考えるうちに、「好きは自分と近いところにある」という発見をした。
好きが近いところにあるのは、人間に個体差がある、自分で考えたくない・手の届く範囲から出たくないという思考の癖があるからだと考えられる。
最後に残った付箋から文章を作成し、好きと個性の関係性について考察した。
近いところにある好きを膨らませる、気づかせる、可視化するサービスのアイデアが生まれた。
KJ法を通して、人間の思考のクセや好きに関する新しい発見があり、それがサービスのアイデアにつながったことがわかります。また、西尾さんと立川さんのやり取りから、目標設定や柔軟な対応、相手を否定せずに修正する方法など、共同作業における 重要なスキルも学んでいます。