Adner2002による背景説明
from Adner2002
Adner2002による背景説明
既存企業の置き換えは、より優れた技術の新規参入企業によって、新しいものを学ぶことのできなくなった古い企業が駆逐されるという考え方があった
技術のS字発展 Foster1986
technology trajectories Dosi1982
punctuated equibria Tushman&Anderson1986
しかし、劣った性能の製品によって市場を奪うケースがあることが示された
disruptive technology Christensen1997 #破壊的イノベーション
disruptive technologyという現象はよく知られたが背景のメカニズムはまだ明確ではない
この論文では需要の構造に着目する
preference overlap
preference symmetry
formal modelを示すので、異なる実験条件でどうなるか確認できる
コンピュータシミュレーションする
技術競争に関して議論する時に供給側の相互作用に注目しがち
従来技術の飽和(exhaustion) Foster1986 Utterback&Abernathy1975
既存製品とカニバるのを避ける Kamien&Schwartz1982
組織の慣性(inertia) Hannan&Freeman1977 Tushman&Romanelli1985
新しい技術の獲得能力不足 Henderson&Clerk1990 Leonard-Barton1992
しかしそれらの状況を仮定しなくても技術の遷移は起こる
既存技術に限界がない Christensen1992 etc.
新技術がより高い性能を出すわけではない Christensen1997 etc.
既存企業に新技術の習得能力がないわけではない Bower&Christensen1995
何か見落としていることがあることを示唆する