AIを使いこなせるエンジニア
nishio AIと人間のエンジニアとどっちが上かなんて議論してる人はエアプなんじゃないの。実際のエンジニア視点で今後の競争環境での生存戦略を考えたら「AIを使いこなせるエンジニア」になる一択じゃん?
nishio 例えていうなら「機械の腕」が販売されて、今はそれをつけてどんなことができるか、どうすると有益なことができるかを試行錯誤してる段階。いずれ使いこなせるようになると僕は腕が6本あるエンジニアになり、単純生産速度3倍、コミュニケーションコスト0の3人チームとして価値生産5倍とかになる
nishio このときに5倍の価値生産を3のコストで売る0.6倍のダンピングを行い、競争力を高めてシナジーを産むタスクを選択できるようにすることで、さらに価値生産速度を上げる。このとき生身の競合は1の価値を0.6で提供さる競合が登場することになるので苦しくなる。
nishio あ、これ誤解を招く表現だな。1の価値を0.6の金額で売る安売り値崩れ方向の表現だけではなくて。1の金額で1.6の価値が提供される方向の表現もあって、この場合買い手側が売り手を競合に奪われてしまうことを恐れて1.5とか払おうとしてくるので余剰を生産性向上に突っ込むことになる。
nishio 金銭を生産性に変換する反応経路が新しくできた状態で、線形ではなくだんだんオーバーヘッドが大きくなって頭打ちにはなるとは思うが一人の人間の仮想的チームサイズがある程度までは大きくなっていくんだと思う。