ADHDは成熟に30年かけるタイプの人
アメリカで30年以上臨床してるキャサリン博士曰く、ADHDの前頭葉35歳まで成熟し続けるそうで、30代後半でやっと21歳時点の人の精神的な成熟と同じらしい。 マジか。
論文ではなさそう
DeepL
メリーランド州チェサピーク・サイコロジカル・サービスのディレクターであり、『ADHDの女の子を理解する』の共著者であるキャスリーン・ナドー博士は、ADHDの若者の成熟過程は遅く、直線的ではないと言う。...
ADHDに関係する脳の前頭葉は、35歳になるまで成熟し続ける。現実的な言い方をすれば、ADHDの人は時間の経過とともに症状の軽減が期待できるということだ。多くの人は、30代後半になるまで、21歳の感情的成熟には及ばないだろう。
科学的なことはこれくらいしか言ってない
naoto_muranaka 「ADHDの脳は30歳過ぎまで成熟し続けるから、30歳成人説には科学的根拠がある」という話は、逆に考えるべきなのだと思っています 「30年かけて脳を育てるタイプ」が、幼少期の時点では「発達に障害がある」と見えてしまう問題
ある時点で「遅れている」と「ずっと劣っている」という先入観の問題
幼少期に「遅れている=障害がある」と認定されることで、その人の発達や成熟のペースが無視され、「平均的なスピード」に合わそうとする圧力が高まること そしてその構造がその人の健やかな発達を阻害してしまっている事例が多く生まれてしまっていることのように思っています
本来その人が到達できたはずの成熟にたどり着けなくしてしまっている恐れがあるのではないかと思うのです
(理学博士として一応、これらの議論は科学的新事実に基づくものというよりは、新しい視点から見て盲点に気づいたので盛り上がってるという感じですよ、と書いておく。面白い視点ではある)
ADHDなどが「成熟に30年かけるタイプの人」なのだとすると、人類が「成熟に30年かけても死なない社会」を生み出したことによって可能になったわけだよね
生まれたばかりの馬の子が走り回って、生まれたばかりの人間の子は数年かけないと走り回れない。これは人間の子が劣っているのではなく、安全な社会がそれを可能にしている。
同じことがADHDに対しても言えるのかもしれない。
ADHDが人類の進化の方向なのだとするならこの話の解釈もまた変わってくるよね