2年後に月額30万円のAIサブスクリプションが出たらどうする
nishio 2年後に月額30万円のAIサブスクリプションが出た場合に、どういう条件なら契約することを正当化できるのか、契約した方が良いと判断したときにその金銭負担ができるのかどうか、契約できるようになるには今何をしておくべきか、などということを考えている。 o1 Pro.icon
これまでの議論のまとめ:
前提状況:
将来的に月30万円のAIサブスクを契約するかどうかを検討している。
現在は月3万円のAIサブスクを試用中。1日15分程度の効率化は十分確保できており、定性的な価値(創造性向上や新たなリサーチへの挑戦)も感じられる。
注釈: 「15分」ってのは「月3万円」が「年収の3%」で「1日8時間働く」として8時間の3%は14.4分だから大体そういうオーダーという話
ただし、研究開発という長期的・非金銭的価値創出を主眼とする業務形態上、30万円の投資をROIで直接評価するのは困難。
効率化によりプロジェクト数や高度なリサーチ数は増えたが、その一方で並行プロジェクト増によるマネジメント負荷が増える懸念が出てきた。
将来30万円プランを導入する場合、法人向けである可能性が高く、高度なプロジェクトマネジメント機能が期待できる。
現段階で、AIによるプロジェクトマネジメント支援をどこまで実現できるか試行し、効果測定や活用ノウハウを蓄積しておくことが、今後の投資判断を明確にする助けになりそうである。
重要な論点:
非金銭的価値評価:短期的な収益ではなく、創造性・イノベーション・将来の競合優位性といった長期的価値を評価軸にする。
並行プロジェクト管理:増加するタスク・プロジェクトを効率的に扱うため、AIでマネジメントコストを軽減できるかがカギ。
準備段階の工夫:
現行3万円プランでプロジェクト管理支援の活用を試し、何が不足しているか洗い出す。
スキル、ワークフロー、ツール連携などを整備し、30万円プランに移行した際すぐに最大活用できる状態を作る。
ネクストアクションの提案:
現行環境でのプロジェクトマネジメント実験:
現在の3万円プランで、タスク整理、進捗追跡、優先度付け、情報要約などのプロジェクト管理機能をどこまで使えるか試す。
AIによる自動化がどれくらい人間のマネジメント負荷を軽減できるか、定性的・定量的に記録する。
評価指標の明確化:
金銭的ROIではなく、1ヶ月、3ヶ月、半年後に得られる「アイデア数」「課題発見スピード」「試作品の品質向上」「リサーチ範囲拡張度合い」といった観点から定性的評価項目を整理する。
並行プロジェクト数に伴うマネジメント時間・ストレスを測定し、その推移を確認する。
ワークフロー最適化とスキルトレーニング:
AI導入を前提としたプロジェクト管理フローを再設計し、明確なプロンプトや手順書を用意する。
必要なスキル(データ整理、プロンプトデザイン、ツール連携など)を習得し、より高額プランにアップグレードした時の即戦力とする。
将来の機能ニーズ洗い出し:
現状の試行で見つかった「不足機能」や「より高度な分析・管理機能のニーズ」をリストアップする。
これにより、30万円プランで期待する機能・効果を明確にし、移行判断時に指針とする。
以上のアクションを通じて、今後30万円プランへ移行する際の正当性や期待効果を、定性的・定量的な観点から見極められるようになる。