高島りょうすけと芦屋市議会異例の否決
5日で任期満了となる上月敏子委員の後任に、今年6月までさいたま市の教育長を務めた細田真由美氏をあてる内容だったが、採決の結果は賛成7人、反対10人、棄権3人だった。
議員からは「芦屋とのゆかりが薄い」「埼玉に住む人が芦屋に頻繁に来るのは難しく、教育委員制度を軽視している」などの反対意見があった。
dennotai 26歳の若者の、未来に向けた前向きなチャレンジを大人達が潰すべきではない! その分野で最高の経験と実績を持つ人を入れるのはプロジェクトの成功条件。それを「地域を知らない」とか「埼玉から通えないだろ」で潰すのは言い掛かりに近いと思います。
そもそも何のために神戸に新幹線の駅があり、光ファイバー網が敷設されているのかとすら思え来て、悲しくなります。。
こういう大人達による若者への通過儀礼的慣行をなくさないと、若者の方が日本を見捨ててく事になると私は思います。。
dennotai 芦屋市の教育委員会は委員長と4人の委員による合議制。委員全員が芦屋市にゆありがある人である必要性がどれぐらいあるのでしょうか? 他の委員がそうであれば、それで良いのでは?…
DCryptcats 教育に地域性が大きい事こそ問題だし、技術の発展から目を背けるって文明への冒涜だよなぁ…と小市民ながら思う次第です。 akio1218 反対理由っぽいこと並べてるけど、真の反対理由は【根回しが足りない】ですね。誰も言わないだろうけど。もっと根回ししろ、裏でお願いをしてこい、って言いたいんでしょうね。 まあ、根回しを否定しませんし、私も仕事を円滑に進める為に用いはしますが、、それにしても残念です。
議会は万機公論に決する場なので、根回しなしでその場で内容の良し悪しを判断すべきだし、根回文化は若者に忌避されて、その地域自体の活力が削がれていくと思います。。 akio1218 根回し文化が地域自体の活力を削ぐことに繋がるのは間違いないですね。ただ、この文化は根が深いですね。 議員という予算執行権を持たないポジションの人間が、予算執行権風の権力を持つために、議会で承認・可決してあげるバーターとして、予算執行権を持つ執行部から権力風のものを付与してくれよなと、俺の要望きいてくれよなと、という構造を、数十年かけて、各地方共通して積み上げて来ています。 なので、この反対した議員たちは、今、予算執行権風の権力を持ててなくて、自分たちの言うことを聞いてくれる都合の良い執行部ではないから、「権力を付与くれないなら、俺たち否決するけど、いいの?」っていうメッセージを市長に対して発信してるんでしょうね。
そもそも、ギガスクール構想をガラケーしか触ったことのない議員たちで審議しちゃう場が地方議会なので、内容の良し悪しで判断するだけのリテラシーを議会そのものが持ち合わせていないケースは多々ありますね。
感想
根回しはしてるでしょ、根回しの対象が異なるだけ
1日に人事案を出して、当日に否決されたという情報が、当日の20:39には朝日新聞デジタルで配信されてる
否決されることを予見して、その場合にスピーディーに記事のリリースに至ることができるように根回ししているはず
ということから逆算すれば、人事案に関してもまずは市議会議員に対して根回しているはず
根回しの結果、正攻法のプランAではダメそうだと予見したからプランBとして「否決の事実をメディアでのアテンション獲得に使う」に切り替えてる
市議会議員側がバーターとして要求したのが「予算執行権風の権力」だったのかどうかは観測できていないが、市長側が飲めない条件だったのだろう
メディアでのアテンション獲得によって、市議会議員に対しての「世論」の風当たりが強くなる
メディアも「芦屋市での出来事」という切り取り方ではなく「最年少市長の挑戦に市議会が難癖をつけて異例の否決をした」というタイトルにすることによって「若い活力 vs 進歩を妨げる老害」という構図にしてる
SNSの盛り上げ方をよく知ってる人が構図を作ってる
このことによって、しばらく経ってから予定通りの人事がされるか、そうならなくても今後の交渉が有利になるだろう
全体として高島りょうすけ氏の側の頭の良さと的確に目標を定めて行動する力が浮き彫りになった事例だなぁ、という感想を持った