過去の自分の誤り
わたくしは、自分が最初の著書の中で書き記しておいたことのうちに、重大な誤まりのあることを認めなくてはならなくなった。
ウィトゲンシュタイン
哲学探究
p.11 序
「最初の著書」とは
論理哲学論考
である。1918執筆、1921出版。
哲学探究は1946年にはおおよそ執筆が終わっていたとされている。出版は死後。
書籍の著者の考えが不変ではないことの例として
エンジニアの知的生産術
p.125 のコラム
(Column) 時間軸方向の読み方
に書いたが、もっと具体的にした方が良いと考えた。