軍部大臣現役武官制
1900
o1 Pro.icon
軍部大臣現役武官制(ぐんぶだいじん げんえきぶかんせい)は、大日本帝国憲法下で陸軍大臣・海軍大臣に“現役の大将・中将(あるいは海軍大将・中将)”しか就任できないよう定めた制度です。これにより、内閣が成立するには軍の同意が必須となり、軍部が内閣を左右できる強い影響力を持ちました。結果として政府から独立した軍部の政治介入が進み、シビリアンコントロール(文民統制)が弱体化したとされます。
一方、シビリアンコントロールは、軍の統制を文民(軍人でない政府・議会)が担うことで、軍部の暴走を防ぐ仕組みです。民主主義国家では、軍は国民が選んだ政治指導者の方針に従うべきだとする考え方が一般的であり、軍部大臣現役武官制のような制度はこの原則と相反します。第二次世界大戦後、日本は新憲法下で文民統制が明確化され、軍部大臣現役武官制は廃止されました。
2025-10-24
soga_taichi 維新が「連立」しつつ閣外協力で閣僚を出さなかった理由について、「大臣出すと連立を止める時にいきなり大臣の職をいきなり放棄できないですからね」という政治専門家の意見を聞いて、なんて優しい政治なんだと思ったのが正直な印象。日本らしい。
イスラエルなんて連立政権入りのために閣僚ポストを脅し取り、政権維持のために閣僚職放棄も含めた離脱で脅すのが常套手段。
konoy541 これは面白い。戦前の日本の現役武官制がまさにこれでしたね。あれは軍部と政党の連立内閣だったということなんだな。