表出化が言語化とは限らない

tokoroten あー、ようやく綺麗に言語化できた

ホリエモンのいう、寿司職人に10年の修行は要らない、専門学校で3か月でいい、ってのはこういうことだな

SECIで考えると違和感なく理解できる

https://pbs.twimg.com/media/GLicGmXboAEhXX0?format=png&name=medium#.png

shima__shima 20年ぐらい前に SECI について聞いたときは，暗黙知を形式知に実際に変換できるものなのかが結局問題になるということだったのですが，この問題もそれに行き着くように思えます

tokoroten 言語化が苦手な人が指導するか、得意な人が指導するので、一人前になる時間が10年が3か月とまではいわなくとも、1年やそこらになるのはなんとなく分かるんですよね

nishio この「表出化」を「言語化」と考えてしまうのは範囲を狭めてしまっている。職人にTHINKLETをつけて一人称視点動画を撮るのも、マーカーをつけて動作を3Dトラッキングするのも表出化であり、一人称動画を見たり職人の3DモデルをVR空間で自分にオーバーレイして真似するのも内面化だと思う

tokoroten クックパッドからクラシルの流れよね

claude.iconこの会話は、知識創造理論のSECIモデルに関連しており、特に暗黙知から形式知への変換プロセス（表出化）に焦点を当てています。

tokoroten氏は、寿司職人の修行期間に関するホリエモンの意見を、SECIモデルを用いて解釈しています。shima__shima氏は、暗黙知を形式知に実際に変換できるかどうかが問題の核心であると指摘しています。

nishio氏は、「表出化」を「言語化」と限定的に考えるべきではないと主張しています。一人称視点動画や3Dトラッキングなどの技術を用いることで、暗黙知を言語以外の形式で表出化できると述べています。さらに、これらの表出化された知識を内面化するためには、一人称動画を見たり、VR空間で職人の動作を真似たりすることが有効だと示唆しています。

この会話は、LLMを活用した知的生産術という文脈において、以下のような示唆を与えています。

暗黙知から形式知への変換（表出化）は、知的生産において重要な過程である。

表出化は言語化に限定されるべきではなく、動画や3Dモデルなどの多様な形式で行うことができる。

技術の進歩により、暗黙知の表出化と内面化のプロセスが変化しつつある。

LLMを活用することで、暗黙知の表出化と共有を促進し、知的生産のプロセスを効率化できる可能性がある。

この会話は、LLMを活用した知的生産術において、暗黙知の表出化と共有の重要性を示唆しており、技術の進歩がもたらす新たな可能性を探求する上で有益な視点を提供しています。