英会話学校無料講座体験記
GABAの無料体験講座に行ってきた。Rarejobとは比較にならないクオリティだった。Rarejobは「英語で会話する」という経験を売るビジネスだが、GABAは「英語で会話できるようになる」ためのコンサルティングを売るビジネスだった。
安売りして顧客の人数を増やすのではなく、高く売ってその利益をより高い顧客満足のために投資するっていう戦略。
体験セッションは25分だったけども、前後のコンサルティングを含めると全部で2時間しゃべっていた。
問題は1回25分のセッションに9000円払うのかどうかというところ。テンションとしては1ヶ月20コマ19万のプランを即決してしまいそうなところだったけども、帰ってきて冷静になって考えると、「今から1ヶ月の間に1週間の関西出張+3日間のハッカソン+PyCON JPと京大サマースクールの資料作成をやらないといけない」という状況に「自発的に予習を終わらせた上で自発的に予約を取って自発的に復習するサイクルを20周」というタスクを乗せたら確実にキャパシティオーバーになる気がする。金銭的負担以上に時間的・精神的負担が大きい。
一晩寝て考えた結果「〜というリスクがあるからやめとこう」ってのは典型的な「しない理由探し」だと思った。実際に危惧している状態が起きた時に何が失われるのかって考えると、優先順位では英会話の勉強は最も低いわけなのでバッサリ切ってよい。損失は限定できる。一方、うまく行った場合に何が得られるかっていうと、英会話に対する苦手意識が払拭されて、新しい可能性が開ける。これはリスクを取るべきシチュエーションだ。 今後1ヶ月の間の使える時間をリストアップしてみたら平日の夜が12個、土日が6個あるから20コマのコースを入れることは難しくないだろう。