濱口秀司のイノベーションの定義
見たこと、聞いたことがない
当たり前だが、以前に見聞きしたことのない、新しさがあること。
実行可能である
1の要件を満たしたうえで、与えられた範囲と期間で実現できるものであること。
議論を生む
賛成意見と反対意見が必ずあり、合意が形成されないこと。
あるコンセプトを出したとき、半数が面白い、残りが面白くないと言い、テンションが生まれれば、それはイノベーションだ。逆に、全員が賛成または反対でもイノベーションではない。なぜなら、見たことも聞いたこともないことを起こそうとするものである以上、イノベーションには不確実性が伴うからだ。不確実性については、どれだけ議論しても合意できない。合意できるのは、AかBかを選ぶといった意思決定だ