温厚なワニ
自分の手を食いちぎられても気にしない温厚なワニと、縄張りに入られると殺す気で攻撃する凶暴なワニがいる 乾季などで定期的に密集して過ごさないといけないタイプのワニが温厚、この性格の差は先天的 縄張りを確保できる環境では、凶暴なのと温厚なのが混ざってると、温厚な方が割りを食って淘汰され、凶暴な方が残っていくのだろう。
しかし環境要因で密集させられると、凶暴なもの同士で喧嘩をしてお互いに傷つけあうよりは、片方が温厚で被害を受けても気にしない方が、被害の総和が小さくて群としての適応度が高いのだろう。
ワニを人間に置き換えて考えると面白い。