水産物市場がカニ一色になる
ストーリー:
水産物市場でいろいろな水産物が売られている。旅行者はスーパーなどで普段見かけない商品が見られることが面白くて市場に足を運ぶ。
「カニを売ると儲かるらしい」という信念が一部に芽生える。この信念が事実であるかどうかは関係ない。
一部の商店主が売り物をカニに変更する。周囲の商店主はそれを見て「カニを売ると儲かるらしい」と考える。
「カニを売ると儲かる」という信念がフィードバックループを起こして市場全体に広がり、商品がカニ一色になる
カニ一色の市場に旅行者は魅力を感じないので訪問しなくなる
どこで見たのか出典は忘れた
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