歴史の編纂
DaisukeMAN スタートアップ創業者の極めて重要な仕事の一つが創業から今日までの「社史編纂」であり、それを更新し続けることである、という話を今日みんなでした。人が増え続けて、日々やることも変わりまくるスタートアップにおいて「創業から歩み」ほど組織のみんなを一つにできるツールもめずらしいからね。
田中 大介/チューリング株式会社COO
DaisukeMAN そう考えると元クックパッド、現くふうカンパニーの穐田さんが「立ち上げ期の会社に一番大事なことは何ですか?」と質問されて「思い出だ。写真を撮れ。お金も人もなんとでもなる。でも思い出は取り返せない」と即答したというエピソードは極めて本質を捉えているんだよな〜と思った。
穐田 誉輝
いやー、その考え方には共感する、継続による正統性とか有史主義だよね。
だけど実際のスタートアップ創業者は「生きるか死ぬか」「成功するか失敗するか」の瀬戸際で戦ってるわけで、「成功して組織が大きくなった後に必要なリソース」の確保をやる心の余裕はないよなぁ。
そして失われて取り返せなくなってから「思い出の確保が必要だった」となるわけだ。
スタートアップ的活動をしている組織に対して、周辺参加の方法として歴史の記録を引き受けるのは悪くない手だと思うね
自分が理解する助けになるし、周囲の人の助けにもなるし、クリティカルパスではないので責任は重くない
実例
/plurality-japanese/このプロジェクトの歴史