機能的固着の克服
モチベーション3.0 p.89
ものの意外な別の使い方を見つけさせるテスト
問題解決にかかる時間が上位25%なら5ドル、1番なら20ドルがもらえる
という報酬を提示された群とされない群で比較した
報酬を提示されない群は5〜10分だった
報酬を提示されたグループは提示されなかった群より3分半時間がかかった
直感に反して、報酬が成果を損ねる
ダニエル・ピンクの解釈
報酬は焦点を狭める性質がある
解決への道筋がはっきりしているなら、注意を逸らさない効果がある
しかし広い視野で考えることが必要なタスクには逆効果である
残念ながら実験論文が明確に引用されてない
テスト自体は1940年代にカール・ドウンカーが考えたもので
報酬の有無で時間を比較したのはサム・グラックスバーグらしい。
→ロウソク問題 - Wikipedia あった
Glucksberg, S., 1962. The influence of strength of drive on functional fixedness and perceptual recognition. Journal of experimental psychology, 63(1), p.36.
ロウソクの実験
インセンティブが機能的固着の克服に逆効果
インセンティブは視野を狭める #遮眼帯
固定概念 思い込み 思い込みによる枠 思考の枠 既存の枠組み