本棚リセット
本棚があまり機能的でない状態のまま「よどんで」いるのをリセットした実験
あらかじめ
段ボールを十分な量用意しておく
1日目
本棚の本をすべて段ボールに詰める
この時点で明らかに不要なものは即座に捨てるものゾーンへ移動
時間をかけて悩んだりせずにどんどん箱に入れる
空っぽになった棚を眺める
棚が本来どこにあるべきか、その棚は必要なのかどうか、を考える
僕の場合
歴史的経緯
当初小さいサイズの棚Aがあった
入らないサイズの物が上に積まれた
小さい本を適切に片付けられる本棚を買ったことで小さい本がそちらに移動したが、Aは上に物が積まれているのでそのまま存続した
微妙な空き空間に雑多なものが入っていった
という状態だったので、そもそも論として大きなサイズの物が入る適切な棚がないのが問題だと判断した
小さい棚を廃棄し、そのスペースに大きなサイズの物が入る棚を導入
2日目
箱から本を出して床に並べながらフィルタする
普段背表紙しか見えない状態になっている本を、すべて一度は表表紙を見る
KJ法と同じコンセプト、一覧できる状態にすることで全体像を把握しやすくする まあ全部一度には並べられないんだけどね
分類
捨てるもの
本棚に戻すもの
直近で使う予定があるもの
裁断スキャンするもの
予定はなかったが読み返したくなったもの
ブックオフで売るもの
箱に戻すもの
箱に残すということは、すなわちミニクラに送られて1箱1年2400円掛かるということ
捨てたり、スキャンしたり、売却したりできないか?と考える
参考
妻の書籍量管理システム
本の量を一定に保つために本を捨てる
必要だと思ったら買い直す
買い直した本は「2回買うぐらいには好きだな」という情報になる
僕はこのシステムに対して「いや、手放したら再度買える本ばかりではないから」という口実で抗っていた
しかし、実際にそういう本がどの程度の割合であるかを確認したことはなかったのでただの口実
典型的には学会誌だが…
そもそも電子化されている学会誌もあるので紙で取っておく必要がない
電子化されてないものも裁断スキャンすればよい
解決すべき課題は捨てることに対する心理的ハードル
「捨てると取り戻せない」の恐怖が原因
というわけで「手放す」を「捨てる」ではなく「箱に詰めて家以外の場所にやる」と修正
もし必要だと思ったなら取り戻せる
そして「コストを払ってまで取り戻そうと思ったものだ」というフラグが立つ
取り戻さないまま1年経ったら「1年間必要と思わなかったけど、2400円払ってさらに1年保管するか?」という問いが発生する
3日目
4箱の段ボールが処理し終わって、ミニクラに行く本は1.7箱ぐらい
あと0.3のスペースに何か入れるものがないかなと妻と相談
本棚ではなくパントリーにしまわれていた図録の類を思い出す
版型が大きいので本棚に入らずしまい込まれていた
捨てると再購入が難しいのでこのシステムにとても向いている
全部は入らないので一部をピックアップしてミニクラの箱へ
本棚はとてもスッキリした
大きい棚を買ったことで図録もしまえるようになった