最初から自動化しようとする
ITサービスを作ろうとする人の中に最初から100%機械化しようとする人がしばしばいる
しかしそれは「可能な問題解決の集合」が「100%人力」から「100%機械化」までのグラデーションである中で、「100%機械化」の周辺の狭い領域だけに視野狭窄をしている
顧客となるユーザがどこに存在するのか、ユーザが解決を求めている課題はなんなのか、これらを知る上では視野を広げることが大事。最初から100%の自動化をしようとすることはその妨げになる。
自動化は人間のコストの削減である。まず「発見された課題」があって、それを人間が解決することで価値が生まれる。この解決すべき課題が十分にある時に、機械化によって人間のコストを削減することに価値が生まれる。
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