新しい物事を生み出すのは知性ではなくリスクテイク
自然はランダムな突然変異によって多種多様な形状やシステムを作り上げて来た。
ここに知性は関与していない。
知性が関与できるのはランダムに生まれたものの事後的な取捨選択とリソース配分。
自然のランダムな突然変異は、もちろんその個体が死んでしまうリスクを抱えている。
死ぬことは、自然淘汰という取捨選択プロセス
特に範囲を定めない突然変異のプロセスはとても時間がかかる
知性は探索範囲を狭めることで、事前的に、探索効率を高めることに寄与することはできる
しかしこの探索範囲の制限によって新しいものが生まれる芽を潰してしまうこともよくある
ちなみに自然界も盲目的にランダム突然変異をしているわけではない
突然変異率を上げ下げする仕組みがある
繰り返し配列によってその部分での組み換え発生頻度が上がる
DNA損傷の修復機能
有性生殖