探索的タスクとカンバンボード
nishio.icon高速に変化する世界における探索的タスクにおいてカンバンボードを使うことはミスリードだと思う
o1 Pro.iconカンバンボードは明確なワークフローがある反復的作業で効果を発揮しますが、探索的タスクでは要求や方針が刻一刻と変わるため、固定的なボードはかえって思考や発想を制限しがちです。未知の要素が多い領域では、作業プロセスを明確に区切りすぎない方が柔軟かつ迅速に方向転換ができ、結果的に効率と成果が高まる可能性があります。 nishio.iconそのような状況でのタスク管理手法について考えて提案して
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提案1: 短いサイクルで仮説検証を繰り返す
1~2週間単位で小さな検証ゴールを設定し、実験結果からすぐに方向修正
タスクよりも「何を学習・検証したか」を共有・記録する
提案2: ゴールや制約の“見える化”に重点を置く
従来のカンバンのようにタスクのステータス管理ではなく、目的や制約・成功指標を掲示して共通認識を保つ
ステータスは流動的に変わるため、厳密な列分けは最小限に
提案3: 並行的に複数のアプローチを試す
複数案を同時進行し、早い段階で不要な方向を絞り込む
進捗はチェックリスト的に「やった/やっていない」程度に留め、深追いしすぎない
提案4: 定期的にリフレクションの場を設ける
週1回など定期的に「うまくいったこと/いかなかったこと」を振り返る
学んだ内容を次のスプリントに即反映できる仕組みを整える
これらの方法は、探索段階の不確実性に素早く対応するための仕組みづくりに重点を置いています。タスク管理にこだわりすぎず、仮説の検証サイクルや得られた学習を共有するプロセスにエネルギーを割くことが重要です。
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方向性はとても良いと思う。今はそれを西尾個人のアドホックなお手玉によってハンドリングしているので、落ちてしまうボールもあるし、既に落ちていて大事だと思うのだが拾う余裕がなくて拾えないものもある。これをどうしていくと良いか。
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