手の届く範囲を塗る
課題解決で数をこなしてバリューを細かく出していた時は、小さな課題解決の数として貢献はし易かったのだけど、スキルとしては自分を中心に手が届く領域の色を塗り続けるだけで、遠くの領域に手が届かないし動く努力もしておらず、自分が移動することはとても大変で、これが変化することだと理解した。
手の届く範囲を塗る作業を続けても、手の届かないところに手が届くようにはならない。自分が移動しなければならない。 #たとえ 文脈
エンジニアのスキルを上げるための実績を考えた時に、昔はとにかく課題解決型だった自分が、なぜあの人みたいに高いスキルにならないのか悩んだ時に、細かい課題解決の量をこなしても技術的な投資から得られるリターンには遠く及ばなくて、それを意識し始めた時から自分が大きく変わった感じがある。
技術的な投資とは、例えば取り組み単体ではすぐにバリューにならないし、人も注目してくれないけれど、この取り組みを発展させて行った先に大きなリターンがあるだろうといったような視座であるし、同時にそれは楽しみながら継続しないとなかなかできないことでもある。でもそのリターンはとても大きい
地道に学びながら、その上で楽しい、好きなことをなるべくやれるように自分を誘導していくことが最終的に大きなバリューを生み出せるようになると思えるし、このコスト感や投資感覚はエンジニアであるからこそ持っておくと良いと思える。そのためにも色々なことに共通する原則を学ばないといけないね。 エンジニアで技術がわかるのだから、色々イベントが起きた時に課題解決するだけとか、言われたものを作るだけじゃなくて、自らクリエイティブなものを作り続けていきたいよ