戦略レベルの失敗を戦術レベルでカバーする物語が好きすぎる問題
fladdict 日本人は、戦略レベルの失敗を戦術レベルでカバーする物語が好きすぎる問題。
TraceOfEcho 面白いのは、戦略的な破綻をあえて前提にして「個の才覚」や「現場の即応」で乗り越える物語が評価されるところですね。長期的視点よりも瞬間の決断に価値を置く文化が滲んでいる気がします。
marsaogawa ルールを作る国じゃないから、
ルールは変えられないと思っている
そうです
戦略レベルのことは不変のものだと、
したがって、失敗とも思っていない可能性があります
Scientia_Vinces これ多分日本人に限らずお話としてはどの国の人もそっちの方が好きなんじゃないかな…戦略的に正しい勝ち方(敵より多くの兵を揃え、より良い装備を揃え、兵站をうまく整備し、要は勝つべくして勝つ)ってのは面白くはないですからね
Lazystr 「戦略を考える有能なエリートが、失敗しない話」が、物語として何も面白くないからでは?
「大学教授が道を歩いた」はニュースにならないけど
「大学教授がバナナの皮に滑って転んだ」はニュースになる。その違いではないか。
MiffiyChikawa 日本的な組織は戦略を立てる層が戦術を練る層からのフィードバックを受け無いことが多く、また戦術を練る層や実行する層への権限委譲が進んでいないこともあり…前提を疑ったところで権限不足で詰むという事を身体に叩き込まれている所為かもしれませんね。
sefugirigiri 決められずぐだぐだしてるうちに状況が悪くなり
戦略的失敗が濃厚になってから初めて尻に火がついて慌てて
挽回しようとするが時に既に遅しで
一発逆転を狙って大勝負するといういつものムーブ
gloryhanta そもそもTactics(戦術)とStrategy(戦略)の区別がついていませんから(笑)
eijitakanaka 銀河英雄伝説
ヤン・ウエンリー
を思い出しました。
darumaz 第2次大戦中の英軍の情報参謀の分析で「日本軍は階級が上に行くほど頭が悪い。型通りの決まり切った事しかしないから簡単に対策できる。それでも軍が崩壊しない原因は下士官の賢さで、現場の知恵で上の愚劣さをカバーしてる」というのがあります。
molt_espressivo 圧倒的物質的不利を精神論、根性論で乗り越えることを強いる太平洋戦争的発想を、戦後の青春漫画が肯定的に成功物語に変えて描くことが多いのには実はかなり違和感があります。
urashima9999 戦略的失敗を、個人の戦術的勝利で逆転できるのは映画だけだ
祖父:戦場にあるのは絶望と飢えだ
epi4129 みんないい人なのかどうか知らんけど、無謀な指示でも気合いと根性でその場ではどうにかしちゃったりするのよね
なもんだから「これくらいできるっしょ!」の幅をどんどん広げられて、ある日突然破綻する
n_jima_yta そりゃあ戦略的に勝ってる側が順当に勝つより、戦略的に負けてるのを戦術でひっくり返す方が物語としてはドラマチックだから…
kutai_5thcentur 横から失礼します。特にガダルカナルをめぐる1942年の南太平洋戦線。下手に戦術的に勝った戦いもあるもんだから、戦力の逐次投入による上陸作戦の失敗、空港奪還の失敗など戦略的な敗北が覆い隠され、戦後になって検証された.
cccety この言葉、東大松尾先生からインストールしました、どこかの講演で言ってた記憶
ほんとこの言葉の通りと思う
tomo4nagashima 日本社会の実情とも符合しますね。
現場力の優秀さだけで、なんとか持ち堪えてる業界はかなり多いと思います。
Kuronaka_1 いわば人は簡単な戦果だけを見たいわけですな。
パールハーバーか桶狭間が大好きというわけだ。
AW9o1lUvo575767 英雄譚大好きですから。
エンタメとしては、苦境からの逆転勝利こそ王道
ndwater1 自分や相手の隙や失敗を織り込み済みで戦略が進行する物語も好きかもしれない(Death Noteとか)
戦略と戦術を見分ける視点で物語を読むの楽しそう
mutuno_kami 日本海海戦型の成功体験とか言うけど、そもそも一ノ谷の戦いで『我を手本とせよ』状態で奇襲したりしてるので伝統芸能じゃないのかなぁと思うが、それ以前に大逆転物語で人類普遍の大好きストーリーだと思う(笑)
keitoht それはすごく納得します。でもそういうストーリーって多いんじゃないかな。周り中が失敗する中で主人公含む少人数だけが成功するパターンって物語の王道になっちゃってるし。
syarinco 負け戦でいかに工夫して戦うかが好きなんだよなー
勝てる戦いで消化試合となると見栄えがおもしろくない
rero_carnelian あとはイレギュラーさえなければ…
SwordAshNinja39 所謂ヒーローの法則。ミスの起きない体制なら、そもそもドラマは殆ど起きない。
たぶん全人類が好き?
dragoner_JP この、『戦略レベルの失敗を戦術レベルでカバーする物語』って、たまに耳にするんだけど、具体的にどういう話なのか分からない。戦略レベルの失敗を戦術レベルでどうカバーできるの?と思うし、カバーできたらそれは戦略レベルの話だったのか?という疑問が湧く
>fladdict: 日本人は、戦略レベルの失敗を戦術レベルでカバーする物語が好きすぎる問題。
dragoner_JP んと、戦略と戦術って、次元や階層として説明されていて、「運用でカバー」とは訳が違うんですね…
>365yen: 難しく考えすぎでは。
設計、仕様、制度のミスを現場、運用でカバーって感じのことは珍しくない。 x.com/dragoner_jp/st…
dragoner_JP 仮に日本が2000万の特攻出せたとして、米軍の日本本土上陸は阻む事ができたかもしれないけど、「勝つ」のは無理だと思いますねん
>Fox_Kuzunoha: https://
pic.x.com/IbeGPIyon1
https://
pic.x.com/IbeGPIyon1
dragoner_JP そういや以前、楠木正成の千早城戦は、戦術レベルの戦いを戦略的転換に繋げた戦いとする評があったけど、別にこれは戦略レベルでミスがあったとか、それをカバーしたとかじゃないんですよね
>dragoner_JP: この、『戦略レベルの失敗を戦術レベルでカバーする物語』って、たまに耳にするんだけど、具体的にどういう話なのか分からない。戦略レベルの失敗を戦術レベルでどうカバーできるの?と思うし、カバーできたらそれは戦略レベルの話だったのか?という疑問が湧く x.com/fladdict/statu…
aruma_zirou 銀河英雄伝説なんかヤン・ウエンリー側がそうだと思います。
英雄が全体の失敗を個人的な能力でひっくり返すパターンが好きなんですよ。
onishi_feuer 言いたいことはわかるんだけど、ヤン自身が「戦略レベルの失敗は戦術レベルでは補いえない」を作中で言ってて、銀英伝はその辺現実的なのでヤンは多数の戦術的勝利は収めたものの、結局戦略レベルはひっくり返せていない好例。
ギアスのスザク無双とかカレン無双の方が例として良いんじゃないかな。
takeshi86596712 銀英伝だと
カイザーがヤン提督に負けそうなときに
ミッターマイヤー達が同盟本星政府を爆撃して
戦局をひっくり返したね
onishi_feuer 元ポスが言ってる「物語」って創作とか誇張したドキュメンタリー、不可能な指示、みたいなものだと思うんですよね。
具体例を出すとドラゴンボールとかNARUTOみたいなファンタジーや、現実だとそれに類する無理ゲーな指示(当然ほぼカバーしきれない。あとは本当に奇跡で何とかなったやつ。)
KatzePotatoes 『皇国の守護者』の序盤は、お偉いさんが決定した無謀な作戦を、優秀な現場指揮官が可能な限り味方の犠牲を出さないように考えながら任務遂行する(それでも作戦自体が無謀なレベルなのでやはり味方は死ぬ)という展開が多かったような気がするので、それを思い出しました。
3sHedgehog 宇宙戦艦ヤマトとか終始そうじゃないかと思ったりする。
戦略レベルでは敵に完全に負けてるけど、ヤマトが戦術レベルの勝利を重ねて逆転するパターン。
Tomoaky88 「戦略レベルの失敗を戦術レベルでカバーしようとする話」ということでは?
終戦間際、日本軍の資源が枯渇してしまったのは、戦略レベルの失敗(兵站の軽視、無秩序な戦線の拡大)ですが、そこで特攻隊という戦術を取るのは、「戦略レベルの失敗を戦術レベルでカバーしようとする」ことなのでは?
boreford 自動化したはずのエクセル表で、考慮外のデータを、手入力で修正している時に感じる奴。
0203msato 木崎原の戦い(島津VS伊東)、桶狭間の戦い(織田VS今川)、河越夜戦(後北条氏VS上杉関東連合軍)、カンナエの戦い(カルタゴVSローマ)、ガウガメラの戦い(コリントス同盟軍VSペルシア軍)位はぱっと思いついた、厳島の戦い(毛利VS大内)は毛利側が誘い込んだ側面もあるから挙げないでおく。
yugokinokino1 三国志演義基準で凡将&1万と呂布&1000なら呂布勝ちそうだけども、呂布相手に凡将と1万の兵しか揃えなかった時点で戦略的ミスだしなあ。時々相手よりも兵力多い=戦略的優位と言う人もいるけど、兵力はあくまで一要素なので総合的に見ないといけないですね。兵数多いけど兵糧や士気が無いとかあるし
katagatar まず「戦術でピンチを切り抜けた話」があって、そこに「ちゃんとした戦略があればそんな苦労いらなかったんだけどねー」と事後諸葛亮してるだけですね。
AKG_industry ヤン「何とかしろって言ったってなあ、戦略レベルの失敗を戦術レベルでどうこうする方法なんて・・・いや、あったか・・・」
ヤン「さて、ローエングラム公を戦場に引きずり出すための作戦を言うね」
こういう話ではないでしょうか。
lecceedsserd 戦略レベルの失敗を戦術レベルで覆そうとした…戦争で、負けてますからね…
そのルサンチマン的テーマに「逆転勝利」を入れると…
あら不思議…「戦略レベルの失敗を戦術レベルでカバーする物語」ができあがる…
ま、実際は「戦術」では無く「英雄」=「個人」がカバーしてることが多いのですけど…
01mogera 戦史の研究したいっていった知り合いは教授に軍政、軍略、戦略、戦術の違い説明できる?って聞かれてたなあ
nob_tun 戦術面で「強い個人、小隊が全体をひっくり返した」なら育成と配置という戦略ですし
「有利な地形を確保して場を膠着状態に保った」のも戦場に配置する戦略だろうし
カバーするのも戦略だから、自分も分かりません。
the_thingX 戦術レベルの失敗を小部隊や個人が奮闘して切り抜けるならわかるんやけどなあ。
でもそういうのはアメリカ陣も好きだしなあ。
要は無謀な作戦にランボーみたいな人が暴れるみたいな…
hunacommand 三国志で言ったら、「大戦力・大艦隊で赤壁に攻め込む魏に、呉は連環の計・火攻めなどで押し返す」
戦国時代で言ったら、「大軍を擁して進軍する今川を、織田は本陣奇襲で逆転する」
RPGで言ったら、「相性不利な編成・装備でボスに挑んだのを、工夫やプレイヤースキルで突破する」
みたいなー
U_witch_Mh 戦略レベルの話を戦術レベルの規模の集団または個人が覆す物語のことではないですかね?
登場人物が『戦略級』の活躍をする物語
syarinco ゲームだとガングリフォン、地球防衛軍とか その1つのミッションでは勝利できても全体としては小さな勝利でしかなく、次のミッションではまた敵に包囲されたところから始まったりする