情報科学若手の会2019
台風によってキャンセルになった
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日程:10月12日(土)〜10月14日(月・祝)
会場:軽井沢研修所(長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向)5607)
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講演者:
サイボウズ・ラボ株式会社 主幹研究員 / 一般社団法人未踏 理事 / 東京工業大学特定准教授 西尾 泰和
プロフィール:
2002年プログラミングシンポジウム初参加、その場で勧誘され2005〜2012に情報科学若手の会に参加。2002年時点で京大情報学部2回生、その後NAISTで博士号を取り、東大での学振PDを経て、2007年からサイボウズラボにて知的生産性の研究に携わり、現在に至る。2011-2014、社会人大学院生として東工大技術経営学専攻で修士修了。サイボウズがパラレルワークに肯定的なため2015年から一般社団法人未踏の理事、2018年から東工大の特定准教授を兼任。2018年の8月に発売した「エンジニアの知的生産術」はジュンク堂本店の一般書も含めたランキングで7位になった。
題目:
西尾の10年と知的生産性の向上
概要:
情報科学若手の会は10年以上前に自分も参加してとても楽しかった会なので、今回講演を依頼されて、ぜひ協力したいと思った。ところで、拙著「エンジニアの知的生産術」の内容を一方的にまくし立てる90分をやったところでそれが本当に皆さんにとって価値があるのかどうか僕は疑問で、そういうコンテンツって不特定の大勢がいる場でも同じように実行可能だし、書籍の内容はそもそも書籍に書かれてすでに公開されていることだし、「情報科学若手の会」という場の特殊性を有効活用できてないと思う。というわけで今回、事前&発表中リアルタイムに電子的に質問を受け付けることにした。みなさんが聞きたいことを言語化できれば実りのある会になるだろう。西尾が若手の会に参加していた頃から今までに何があったかの話をして、それから質問に答えていこうと思う。
質問投稿サイト
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2008年の写真
じゃんけん2.0
Python のじゃんけんエージェント開発話
Ruby びいきのお話を書きたいのですが、開発の話の紹介においては、Python が圧倒的でした。 まずはふつうに (順当に) 実装して動かしてみたらしいのですが、 そのあとで、なんと「ワンライナー化」という無謀な挑戦を行い、ついに成功させたお話を 軽妙かつハイレベルにプレゼンされました。場内は爆笑の連続でした。
結果として出来上がった、2000 文字弱の巨大なワンライナーのプロジェクションを観て、 場内はもう大爆笑。こ……ここまでするかね。
んでもって、そんなものを作ってしまったがゆえに、当日の変更や改良・チューンアップはおろか デバッグすら一切できないという、涙無くしては語れない結果になってしまったとさ。
2006年情報科学若手の会
物理法則の宣言による可視化エンジンの実装 西尾泰和 (東京大学)
現在作成中の宣言によってレイアウトの方法を記述できるグラフの可視化ソフトウェア「GRINEdit」についてそのベータ版の機能とこれからの方向について発表していただきました。音声認識やmindmapなどさまざまなアプリケーションにおいてそのグラフ構造を可視化する際に起こる問題、GRINEditのUIや使用方法、などについて議論を行いました。
自前運用のブログのメンテが面倒になって放置したままなので当時の僕の書いたものが404
2006-09-17: Proposed at 39th IPSJ Jouho-Kagaku Wakate no Kai.
クラウドソーシング体験した方がいいよという話
パラレルワークの体験をすると学びになる話
最初に作った時のドメインはエロサイトに変わってしまった
執筆してる最中にバージョンが上がってサンプルコードのテストに苦労
→「コーディングを支える技術」では一括テストスクリプトを書いた
発売から1年経たないうちに新しいバージョンが出て「古い本」に
→次は5年陳腐化しない本を書くぞ!と心に決めた→「コーディングを支える技術」