失敗を予言する人は有害
他人の挑戦を見て、軽々しく「これは失敗する」と言う人は信用するに値しない。
なぜなら、成功/失敗のかなりの部分は運で決まるし、それ以外の部分も、複雑な要因が絡んでおり、よほど念入りに分析しないと読みきれるものではないからだ。
読めないものを読めるかのように言うのは、嘘つきである。
それに加えて、一度「これは失敗する」と予言した人は、自分が嘘をついたと認めたくないがゆえに細かなことをつついて「ほら失敗した」と騒いだり、邪魔をして失敗させようとする。社会にとって有害な存在だ。
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悪いアドバイザーは、とりあえず「失敗、様子見、先送り、いかがなものか」を言う。よいアドバイザーは、打率の低さを指摘した上で、「どうすれば確率が最大化できるか、予防できる穴はなにか、鉄板の地雷の避け方はなにか」を言う