均質で従順・勤勉な工場労働力→多様で自律的・創造的な人材
80年代以降、日本の産業界は「
主体性
」「
課題設定・解決能力
」「
文系・理系の枠を超えた知識・教養
」といった資質・能力を備えた人材を求めてきた。
しかし、その育成に向けた学びの場が十分に整備されてこなかった中で、足下ではDX・脱炭素化・コロナ禍などの構造変化に直面しており、こうした人材の不足がいよいよ深刻化している。
これらの資質・能力は初等中等教育の段階から養われていくものであり、現行の学習指導要領も同じ方向性を示しているが、 「均質で従順・勤勉な工場労働力」の育成に強みがあった近代教育システムから「
多様で自律的・創造的な人材
」が育つ新たな学習システムへの転換は道半ば。
未来人材会議
自律的人材が育つ学習システム