働き方改革の意味
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働き方改革の意味
労働時間の短縮だと思っている人Aと、働く場所と時間の多様化だと思っている人Bがいる
ノー残業デー(強制的な労働時間の短縮)は
Aにとってはポジティブ
時間が減るから
Bにとってはネガティブ
時間の選択肢を奪われるから
関連: 強制的定時退社も裁量が低い状態
副業は
Aにとってはネガティブ
労働時間が増えるので
Bにとってはポジティブ
場所と時間の多様化なので
週休3日の強制は
これも強制的な労働時間の短縮なので
Aにとってポジティブ
Bにとってネガティブ
同一労働同一賃金
これは厚生労働省が働き方改革だと思っている概念
同一労働同一賃金 | 働き方改革支援のご案内 | 厚生労働省
Aにとってはニュートラル
労働時間の短縮にはつながらないので
Bにとってはポジティブ
非正規雇用の待遇が正規雇用と対等になるのなら、働き方の選択肢が増えるので
期待した通りに機能しているかどうかは別の話
see 正社員の手当が消える… 非正規との格差是正へ  :日本経済新聞
まとめ
「働き方改革」は解釈の異なる人が結構いて、逆の結論を導くことがある
なので、相手がどういう意味で使っているのかを確認しないと危険な言葉だ。
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