二十歳過ぎればただの人
昔から「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎればただの人」という言葉がある 若い時に「すごい」ともてはやされた人が、大人になると平凡になる、という現象はありふれたもの
僕自身でも何人も同様のケースを知っているぐらいなので、大人にとっては当たり前の概念
神童が、20歳で平凡になっていたとしても、特に驚きはしない
しかし10歳である当の本人は「10歳→20歳」という10年の時の流れが何をもたらすかを自分で観察した経験がない
「神童」と言われている状態は短期的なボーナス
周囲の大人は割とすぐ関心を失う
大部分の大人は、神童個人の人生に関心はなく、話題のコンテンツとして消費しているだけだから
短期的なボーナスを活用して、より大きな「平均的な人との差」を作り出していかなければ平凡化する