不寛容な攻撃性
SNSの使い方が、石丸さんと安野さんでは対照的だったのです。
不寛容な攻撃性を刺激していく方に使っていくのか、それとも民意を集約し、人と人とをつなげて創造性のある社会を作っていこうとするのか。その点が、すごく対照的だったと感じています。 政治、社会全般において、私はいま「不寛容な攻撃性」というものが気になっています。アメリカに顕著ですが、「ウソ」と「攻撃」という、この二つの紛争の要素を慎重に排除していかないと、民主主義の根幹が総崩れになっていきかねません。 そういう意味で安野さんの戦い方は、攻撃のツールではなくて、むしろ仲介のツールとして使っていくという点に新鮮さがありました。