ログを読まずに問い合わせて断られた事例
事業者がグーグル社のガイドラインに沿った設定をせず、短時間に大量のメールを送信した結果、迷惑メール扱いになった。
担当者は不具合の原因について、「設定が十分ではない状態で、出願システムから大量のメール送信を同時に行ったところで、Gmailにスパム、迷惑メールと判定されたのではないか」と推測しているが、どの設定に問題があったのかは分からないという。Googleに問い合わせても「ガイドラインに沿って設定してほしい」と言うのみで、現在の設定のどこに不足や問題があるかは教えてくれなかったという。担当者は「個人的な推測」と前置きした上で、「Googleは、あまり詳細を開示すると、スパム事業者などに悪用されてしまう危ぐしているため、開示しないのでは」と話す。
june_ya 『Googleに問い合わせても「ガイドラインに沿って設定してほしい」と言うのみで、現在の設定のどこに不足や問題があるかは教えてくれなかったという』 なんでそんな詳細設定の手助けを契約もしてないところに手取り足取り教えなきゃいけないのよ……と思うんじゃないだろうか、グーグル的には。
ktgohan これで確定したのは、県とその委託先は「ログを1行も見てない」ということですね。 Quarantine に持ってかれた場合はともかく、リジェクト扱いは送信側メールサーバーに必ずログが残るからで、しかもGmailは親切に「このリファレンス読め」とエラーメッセージにURLまで示してくれるからです 事実だとするなら「ログに出力しているのに読まず、サポート契約も結んでないのに問い合わせをして高価な人間の時間を消費しようとし、断られた」ということになる。個人的には「当たり前だよなぁ」と思う反面、これを「当たり前」と思わないカルチャーも存在していることは理解できる。面白い事例。