メラトニン
Twitterが古いTweetに関してReplyのリンクを切ってしまっているので、対話の相手の発言がわからない。
お、相手のIDと自分のIDの絞り込み検索でなんとかなりそう?
→なんとかなった
2009-09-10
自閉症スペクトラム症候群の人はメラトニンの分泌量が少なく、それはメラトニン合成系の最後の酵素をコードしている遺伝子の発現が少ないことと関連があるのではないか、という研究があるらしい: http://bit.ly/Lboc T 概日リズムってメラトニンだと思っていたがコルチゾールも関係しているのか。もうちょっと調べる。 T メラトニンはペースメーカー的にリズムを刻んでいるが、それが直接睡眠起床のリズムを動かしているのではなく、アドレナリン、セロトニン、コルチゾールが同じようにリズムを刻んで、それらが体温を上げ下げしたりする、と。目覚めはコルチゾールの分泌量上昇が引き金を引いているらしい。 T だとすると目覚めるくらいの時間帯に明るくなることってとても重要だなぁ。やっぱり朝になったら照明がつくような細工をするかぁ。 T @kuni3344 そのURLは時計遺伝子のリセットに関するものなので、体内時計によってどうして覚醒が引き起こされるかという話にはぜんぜん関係ないですよね。ヒスタミンが関係しているという話はソースがあればぜひ教えてください。 T はずしているかも?以前は、東邦大学 有田秀穂先生のHPにあったのですが、「TM核HA神経は、これら背側経路や腹側経路の中には直列には組み込まれていないので、第三の覚醒系といえる。実際、TM核HA神経からは直接に大脳皮質(主に前頭葉や側頭葉)への投射が存在するし、神経は状態依存性の活動変化(覚醒時に2~4Hzで持続的発射を示し、睡眠時に活動抑制になる3))を示すので、HA神経が直接に皮質を賦活する機構が存在することになる(図)。しかしそれだけではなく、TM核HA神経は、背側経路である視床非特殊核、TM核HA神経は、背側経路である視床非特殊核、中脳橋被蓋ACh神経に、更には腹側経路であるMeynert基底核ACh神経、青斑核NA神経にも投射しており、それらの上行性脳幹網様体賦活系を介しても、覚醒系を駆動することになる。
@kuni3344 なるほど、結節乳頭核(TM)に局在するヒスタミンニューロン(HA)が覚醒時に2~4Hzで皮質を賦活している、と。抗ヒスタミン剤を飲むと眠くなるのはHAの活動が抑制されるからですかね。 T つづき すなわち、覚醒に関わるあらゆる脳構造に直接、間接に影響を与えて、皮質の賦活に関わるのである。」おわり、前頭葉の血流の関係あるHAが「HA神経はエネルギー代謝の統合的調整役」であり覚醒に関係する、ここの変調が案外大きなところだとおもうのですが。
@kuni3344 TM自体は覚醒系を駆動しているだけで自分自身では概日周期を作り出していないので、視交叉上核(SCN)や松果体(PB)から「いつ覚醒させるべきか」の情報を受け取る必要があるかと思いますが、それはメラトニンを介するんですかね? T そのHA神経を活性化させるのがレプチン、レプチンを抑制するのがオッシレーションするSTAT3-SOCS3のSOCS3,ここに影響するのがTGF-βとアクチビンなのではと。自閉症でもそこが大事なところだと追いかけています。
@kuni3344 なるほど、先ほどのURLはそこに繋がってくるのですね。 T 厳密には分かりませんが、TMで拮抗する睡眠導入物質のアデノシンの分解もあり、その分解酵素がRNA編集に関係してるだろうと。STAT3の下流だとおもうBCLー6による酵素の抑制も何か関係してこないかと
@kuni3344 今までどうやって副腎のコルチゾール分泌がリズムを刻むのか疑問だったのですけど、TGF-βがDEC1の転写誘導を引き起こすことで副腎とかの末梢時計をリセットして、それによってコルチゾールの概日周期がコントロールされるのでしょうね。謎が一つ解けました。 T 素人の私がいうのもおこがましいですが、凄い理解力!! あと、STAT3-SOCS3の振動に影響されるのが左脳右脳の発達にも関係するNOTCHの振動、ここの発達期のシグナルの加減で右脳型、左脳型の自閉症の違いが生まれると