メディアの収入源の多様化
Audrey+Glen+Halsk@Cybozuの投稿をしていて何気なくこういう投稿をしてから
nishio 話の内容が知りたいという声がいくつかきていますが、Webメディア「サイボウズ式」にて無償で読める記事になります!
サイボウズ式は無料で読めるメディアなのだけど、それがなぜ持続可能になってるかというとソフトウェアで利益が出ているからなんだよね、と思った
安野さんの選挙戦と、その後のFunding the Commons Tokyoを経て浮かんできた気持ち
すごくいいコンテンツが安野さん絡みで作られた
その一部は有償コンテンツだった。
それ自体が悪いと言いたいのではない
広告で維持されるX/TwitterなどのSNSには、エンゲージメントを増やす目的で人々を感情的にさせて時間を使わせるインセンティブが発生する
顧客からの有償会員契約で維持されるメディア
Webメディアが持続するためには有償契約することの特典が必要
「いい情報があった、これを多くの人に見て欲しい」と思っても拡散しにくい
これはゲーテッドコミュニティなんだ
それも悪いことではない
お金のある人しか参加できないコミュニティを作ることによってYahooニュースのコメント欄よりクオリティの高いコメントがつく
「クオリティが高い」は適切ではない気がする、それは一部のコミュニティの価値観にそう、というだけ
サブスクリプションをする人でも、複数サブスクリプションすることに金銭的な抵抗を感じる人がいる
Webメディアと関係ない、昔から「新聞は何社も取って見比べる」と言ってた人はいる
政治家だったか社長だったか
有償ニュースメディアも複数社サブスクリプションして見比べるのが理想
フィルターバブルを出入りする
そんなお金や時間はない、って人がほとんどだと思う
【激変】「イーロン・マスク独裁」で、Xがカオス化している
タイトルが煽りすぎ
無償で読める範囲だと話者の主張ではなく記者の主張と話者の紹介で終わる
話者が記者の主張に賛同しているわけでもないのにひどい使い方だと思う
Pluralityという社会の境界をなめらかにしようという思想を伝播する上でゲーテッドコミュニティの中で盛り上がるだけではダメ
だから、メディアの収入源が多様であることは好ましい
好ましいか?
播磨屋本店の事例
日本一おかき処 播磨屋本店
おいしいおかきの収益で発信
発信された後でそれを読者が選ぶかどうかは読者に委ねられている
どんな主張であれ、多様性を増やすことに寄与している
そもそも新聞だって不動産収入で維持されてたりするしな
部数減でも日本の新聞社に「危機感がない」ワケ 「不動産屋」の記者には緊張感もない (3ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
安野さんの選挙戦で知ったPIVOTが、この7月に全動画の無償化を発表した
PIVOTはテクノロジー企業を目指します|はち@PIVOT株式会社のProduct Manager
収益源をどうやっていくのかは何も知らない
安野さんとの動画を見ただけだけど、すごく予習してとても生産的な議論をしていた
「よいメディアもある、僕がそれに気づいてなかっただけ」と感じた