プログラミングの高速道路
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プログラミングで便利なライブラリやフレームワークを使うべきかどうかって話、横からと上からの両方の視点を持つ必要がある。
便利フレームワークは高速道路みたいなもの。その上を走れば下道を走るのに比べると同じ時間でより多くの進捗が生み出される。プログラミングも同様でライブラリを使った方が速く多くの実績を生み出せる。これが横からの視点。 一方で上から見ると、高速道路だけで行くことができる場所は限られている。「どこに行きたいか」によって、途中で高速道路を降りることが必要だったり、そもそも高速道路に乗ることが無意味だったりする。
同様にプログラミングでも、何がやりたいかによって、ライブラリの使い方が変わる
ほとんどの場所が高速道路だけで行けないのと同様に、プログラミングで実現できるもののほとんどはライブラリを組み合わせるだけでは実現できない。下道に降りて進む=プログラミング言語の標準機能を自分で組み合わせて実装することが必要になる。
世の中を便利にするためにライブラリやフレームワークがどんどん生み出されてるので、これは「新しい高速道路が開通した」みたいなもの。
中年エンジニアが若いエンジニアに「自分たちの時にはそんな高速道路はなかった、下道を走れ」とかいうことがあるが、高速道路で行けるとこなら行ったらいいと思う。
高速道路で行ける範囲は限られていて、いずれ高速道路を降りなきゃいけない時が来るから、どうせいずれ下道のことを学ぶことになる。今から高速道路に乗ろうとしてる人に「乗るな」って言ってもメリットはないと思う。