プラグマティズムの平易な流れ
「唯一の真理」の探究を放棄する
19世紀後半から科学が発達
真理が一つと言い切れない雰囲気
ニーチェ「神は死んだ」
同時期、アメリカでチャールズ・パースがプラグマティズムを発表
パースは
『概念』が実際にどのような効果を生み出すのか
『硬いというのは、何かにぶつけても壊れないということ』
どのような効果が生み出されるかを考えれば、概念の意味が明晰になる
プラグマティズムはあいまいな哲学だと批判され、いったん廃れる。
再び頭を持ち上げてくるのが1950~60年代。
真理とは『うまく説明できること』
70年代、80年代には、リチャード・ローティがニーチェやハイデガーなどのヨーロッパ哲学を分析し、唯一の真理探究を否定している点でアメリカの哲学と似ていて、結局どちらも同じところを目指しているのだというネオ・プラグマティズムを提唱 ジョン・デューイ:真理探究には民主主義的な態度が必要になる 仮説を検証するためには一人ではなく、複数の人が正しいと考えなければならない
自分とは違う考え方を尊重する姿勢が欠かせない