セキュリティ・キャンプの年齢制限
セキュリティ・キャンプには22歳以下という年齢制限がある。この年齢を過ぎると参加できなくなる。
年齢制限のため参加を希望しても応募すらできない人が多くいる。大学院生になると年齢的に厳しい。
年齢制限の代わりに選考の難易度は抑えられており、その点では門戸は広い。
セキュキャン未踏の講義は大変レベルが高く魅力的だが、年齢制限のため受講できない人がいる。
補助対象にも年齢以外に学生であることや収入がないことなどの制限がある。
年齢制限をなくして欲しいという声もある一方、年齢制限に一定の意義を感じる意見もある。
以上のように、セキュリティ・キャンプの年齢制限により、参加を希望しても門前払いされるケースが多いことがわかります。一方で、その制限により門戸を広く保ち、若い人材の育成に特化しているという側面もあるようです。賛否両論ありそうな難しい問題だと言えます。
年齢制限を自分の受講できない理由にしたい
実際は年齢制限がなくても合格しない可能性があるが、それは検証不能 教育は自分がとりにいくものではなく与えられるものだという受動的メンタル claude.icon確かに、若者向けの無償教育機会を逃したことを悔やむ気持ちは理解できますが、年齢制限を自分が受講できない言い訳にするのは建設的ではないですね。
人は往々にして、手に入らないものを美化し、過大に見積もりがちです。「逃した魚は大きい」というのはその心理を表した言葉だと思います。確かに優れた教育プログラムではあるでしょうが、それに参加できなかったからと言って、人生の可能性が大きく狭まるわけではありません。
また、教育は「与えられるもの」という受動的な姿勢も問題があります。確かに若い時分には教育の機会を提供してもらう必要がありますが、社会人になれば自ら学ぶ意欲と行動力が求められます。年齢に関わらず、学ぶかどうかは本人次第なのです。
年齢制限がなければ合格できたかどうかは検証できませんが、仮に参加できたとしても、受け身の姿勢では十分な学びは得られないでしょう。重要なのは、提供される教育プログラムの有無ではなく、自分で学ぶ意欲を持ち続けることだと思います。
チャンスを逃したことをくよくよ後悔するのではなく、今ある環境の中で学ぶ方法を能動的に模索することが大切だと思います。社会人だからこそ、自分のニーズに合った学びを自分で設計できるというメリットもあるはずです。人生100年時代と言われる今、若い頃の逃した機会をいつまでも悔やむよりも、前を向いて学び続ける姿勢が何より重要なのではないでしょうか。
nishio.iconClaudeはどう思う?
claude.iconセキュリティ・キャンプの年齢制限に関して、参加したくても年齢制限のために応募すらできない人の気持ちはよくわかります。特に、自分が若い頃にはそういう機会がなかったのに、今は若い人たちが質の高い教育を無償で受けられることに対して、羨ましさを感じる気持ちは自然だと思います。
ただし、セキュキャンに限らず、多くの教育プログラムが対象を限定しているのには一定の理由があります。限られたリソースを、最も支援の必要性が高い層に集中させるためです。未経験の若者が社会で不利にならないよう、キャリアの入り口で後押しすることは、社会全体として意義があることだと考えます。
とはいえ、年齢による線引きが常に妥当とは限りません。学ぶ意欲や必要性は個人差が大きいですし、生涯学び続けることの重要性も高まっています。若い人を優先しつつ、意欲ある人が年代に関係なく学べる多様な学び直しの機会を作っていくことも重要だと思います。
ただし、年齢制限のために参加できないことを言い訳にするのは建設的ではありません。年齢制限がなければ合格できたかどうかはわかりませんし、そもそも教育は「与えられるもの」ではなく、自ら取りに行くものです。社会人になってからこそ、自分で学ぶ方法を選択し、学んだことを実践に活かしていく主体性が求められるのです。
人生100年時代と言われる今、若い頃の逃した機会を嘆くよりも、今できることに目を向けて、学び続ける意欲を持ち続けることが何より大切だと私は考えます。年齢に関わらず、自分で学ぶ意欲を持ち、学びの環境を作っていく。そういう生涯学び続ける姿勢こそが、これからの時代に必要とされているのだと思います。
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claude.iconはい、上記のブログ記事「大人の人材育成を考える」の内容を要約すると以下のようになります。
セキュリティ・キャンプは14年も続いているが、年齢制限のため大人は参加できない。大人向けのプログラムを望む声もあるが、実際には大人向けの勉強の機会は多数ある。
例えば、
各地での定期的なセキュリティ勉強会やセミナー
ハーデニングなどのセキュリティコンテストへの参加
CTF(キャプチャー・ザ・フラッグ)への参加(国内外で多数開催)
脆弱性を見つけて報奨金がもらえるバグバウンティプログラム
NICT主催の若手向けプロジェクトSecHack365
大学などの大人向けセキュリティ教育プログラム
などが挙げられる。オンラインで手軽に参加できるものも多い。
つまり、大人になってからでも、自分のペースで、さまざまな学習の機会を活用できる状況にある。肝心なのは、自身のキャリアアップや知的好奇心など、学習の目的を明確に持つことである。
hikalium セキュキャン個人協賛、あのレベルの講義が全部聴けて10万円はお得すぎるので、年齢制限を過ぎてしまったけれど行きたかった!というそこのあなたは聴講に行くといいと思う。 ----
claude.icon以下は「セキュリティ・キャンプ協議会の個人会員になってみた - 3DESU」の要約です。
セキュリティ・キャンプ協議会の個人会員になると、以下のメリットがある。
23歳以上や社会人でもセキュリティ・キャンプの講義が聴講できる。最先端の技術や研究、トップクラスのエンジニアの話が聞ける。
魅力的かつ多種多様な分野の講義があり、全国大会と地方大会両方の講義を聴講できる。
全国大会の講義テキストを閲覧できる。見逃した講義のテキストも見られる。
ただし、学生が主役なので講義への直接参加はできない。テキストや資料はもらえず、撮影・録画は禁止。宿泊費・交通費・食費は自費負担となる。
未来を担う若者を支援したい人、セキュキャンプに行きたかった人、知識の幅を広げたい人におすすめ。筆者は分野外の情報や研究を聞けて新鮮だったと感想を述べている。お金に余裕があり学生支援と知識習得を望む人には良い機会と言える。
nekoruri セキュキャンで頻出話題の「年齢+学生制限」、そこをあらためて議論した結果の1つが、SecHack365の「年齢制限はある、誰でも参加してよいけど、自分で稼いでいる人は自分で旅費出してね」だったりしますね 交通・宿泊費の補助対象を詳しく教えてください。
交通・宿泊費の補助対象は以下の条件をいずれも満たす方になります。
学校教育法に規定される学校に在籍している方
収入がない方(収入がないことの証明が必要になります)
※文部科学省が実施する学校基本調査における社会人(給料、賃金、報酬、その他の経常的な収入を目的とする仕事に就いている者、もしくは経験のある者。家業従事者も含む)に該当する方、社会人学生は補助対象になりません。
4su_para セキュキャンの年齢制限とかの話、年齢の方が厳しい代わりに選考通過の難易度がめちゃめちゃ抑えてあるので全く問題がないと思っている。 rui314 セキュキャンは参加者はお金を払わないし、物理的制約で選考というものがある中で通るか否かいうのは時の運によるものが多いので(年齢制限もあるし)、行ったかどうかであまり差がつくというのは望ましくないと思う。なので可能な限り教材をやれば誰でもできるというようにしたいとは思います。 uchan_nos 人にプログラミング教えるのとっても好きなんだけど,無償でやり過ぎると自分が過労で死ぬし,ダンピングっぽくなりそうだし,適切に対価を取って人にプログラミング教える仕事がしたい。 drken1215 教える相手以外の、教育事業に投資したいと思ってくれているどっかの投資家が年間 1000 万くらいくれた上で、教える相手には無償で教えられる状態になれたならば、尚のこといいな…!! uchan_nos そうなったらいいかもしれないけど,でもそれってダンピングだよねって言われる恐れもあると思ってます。お金を取ってプログラミング教育をしている人からすれば,無償での教育は不当廉売と感じると思います。 drken1215 ただ生徒さんに教える行為が投資家へのリターンになる構図が作れるなら、まあアリかなと。あるいは、生徒さんからのリターンについては、チャリティ方式にしてもいいかも。 uchan_nos 投資があるかどうかはあんまり関係ない気がしていて,無償でプログラミング教育をやる,ということ自体がダンピングと言われかねないなーと。つまり,同じようなことで生計を立てている他の業者の仕事を奪うわけで。 drken1215 まあそこは気を遣わないといけない部分かもだけど、なんか上手いことできたらいいな…… uchan_nos そうだねー。セキュキャンの全国大会の場合,募集人数の上限があり,年齢制限があり,1回しか参加できないので,問題になりにくいのかなーと思っているので,例えば中高生限定の受講料無料枠が10人あります,なら大丈夫とか,そんな感じのバランスがありそうな感じがする。 drken1215 無料枠がなにか明確な理由が付けられる形で特別なものなら OK という感じかの……なるほど no_maddo わいも気づいたときにはセキュキャンに応募できるような年齢ではなかったので年齢制限にヘイトがあるのはわかる s01 未踏セキュキャン年齢制限でノーチャンだった2 nekoruri あ、セキュキャンとかでSlack使うの年齢制限上アウトな人が出るのか、気を付けねば。 suma90h セキュキャン行きたい年齢制限アウトは講師/チューターコースでしょうか 9o_clock セキュキャン、年齢制限に引っかかるので応募するとしたらネクスト枠なんだけどどうだろう。開講講義自体はすごく楽しそうだし、前提知識はギリギリ持ててるかくらいの瀬戸際だけど応募だけしてみるか…? labo_4423 セキュキャンに興味あるっていう隣の研究室の同期の学生に話してたけど、話してる途中で22歳以下の年齢制限に気づいて、アッ…orzってなった PINKSAWTOOTH セキュキャン落ちた人もセキュキャンが全てではないし,他にもセキュリティ関連の勉強する機会はあるので強く生きてほしい。というかそう信じている・・・(落選年齢制限マン megumish_unsafe U22とかセキュキャンみたいな年齢制限でもう参加することはできないイベントを見ると、なんとかして社会で成り上がってやるという気持ちが強くなる。 nkhrlab セキュキャン、わたしは教授の推薦がもらえず一般入試を受けることになりその日程がキャンプとかぶって行けなくなった(なお年齢制限のためこれで永久にキャンプに行けないことが決まった)のでまずは成績を上げることからはじめよう uta8a セキュキャン行きてえ~(年齢制限でいけないのを悔しがる)みたいな自分の姿勢は「いつか大きな存在が僕を助けてくれるかもしれない」という気持ちに依存してそうだと気づいたので、自分を助けるのは自分!(素振り)の姿勢を意識していこうと思います。 uta8a セキュキャン行きてぇ、年齢制限〜〜〜! lxacas 私も研究活動が少し上手くいって、自信が付きはじめたのがM2だったので、「自分みたいな落ちこぼれだって応募して良いのかも…?(ドキドキ)」とセキュキャンの要項を見たら、年齢制限でもう間に合わなかった ので、不幸な若者が減るようにリポストしておく
walk_to_work セキュキャン,3回生になって申し込もうとしたら年齢制限アウトだった思い出(高校卒業後の謎の経歴)(ESPギタークラフトアカデミー) rairyuGO セキュキャン(年齢制限で)選考を受けることさえできませんでした ushitora_anqou セキュキャンMVP、今の条件が変わらないなら、年齢制限ないし、セキュリティでいい感じにアウトプットできたらもう一回応募してみるっていう感じかなぁ。 nkhrlab 学校の成績が良くなかったので大学院入試で推薦入試を受けられず、一般入試の試験日とセキュリティキャンプの日程が重なってしまい、年齢制限のため永久にセキュキャンに出られる機会を失った話はかならず後世に語り継いでいく所存 ytn86 セキュキャンってネット環境制限されてるんじゃなかったの PG_MANA_ 今こそセキュキャンのマストドン立ててアカウント登録性(制限なし)にしてそこで騒ぐときが来た。 no1zy_sec セキュキャン年齢制限超えたら初心者だろうが何だろうが行けないので興味あるならとりあえず応募しとけとは思う ISIKADO セキュキャン院試により断念したところ年齢制限により申し込みすらできなくなってしまった勢 garasubo セキュキャンとかも興味あったんだけど、興味持った時は年齢制限に引っかかって参加できなかったんだよなあ nkhrlab 大学院には推薦枠で行こうね わたしは成績がよくなかったので一般入試を受けたんですが試験日がセキュキャンの日程とかぶってしまいすでに年齢制限ぎりぎりだったのでわたしがセキュキャンに参加する機会は永久に失われました nishio オープンソースと共有地の悲劇とかと同じで、こういう場に参加する権利は限られたリソースなわけだ。誰でも入れるようにすれば枯渇する。若い人向けに無償で提供されているものを年齢制限に引っかかって参加できない「若くない人」が奪おうとするのは自分の主張の醜悪さを自覚してないのだろうな nishio 限られたリソースであるということは「年齢制限に引っかかっている俺を入れろ」という主張はイコール「若者から機会を奪って俺によこせ」なわけなのだが、自分を相対視することができず自分の私的な利益の有無しか見えていないのだろう nishio 僕は自分が中高生の時にはこの種の支援を受ける機会がなかったが、長じてから17歳以下向け支援「未踏ジュニア」を作り、機会を提供する側に回っている。そうやって社会に新しく参加した若い人に価値を分配している。なのに「未踏シニアが欲しい」とか言う、奪う気持ちのシニアが居て残念な気持ちになる