スマホはインプット特化か?
Q: スマホはアウトプットに向いているのか?インプットに特化したツールのような気がする
A:
その「アウトプット」がどういうものをイメージしているのかによる。 例えば「長文を書くのはスマホよりもPCの方がやりやすい」と考えているなら「アウトプット」という言葉で暗黙に「長文を書くこと」を想定していることになる。 アウトプットを長文の書くことに限定しないなら、「思いついたことをすぐ他人と共有するのに、移動中にスマホで音声入力して送信」「見たものや、ホワイトボードやレストランの紙ナプキンの走り書きを写真撮影して送信」などスマホの方が向いているユースケースはたくさん思いつく。
また、長文を書く場合、スマホよりPCの方が向いていると考えているなら、それはどういう特徴によって向いているのか?
例えば、キーボード入力、フリック入力、音声入力、といういくつもの入力の選択肢の中で、単にキーボードが一番慣れているというだけだったりしないか?
個人的には長文を書く際にスマホではなくPCを使うのは画面が広いことによる。画面が広いことは一覧出来る情報の多さにつながる。しかしここでPCとスマホという二項対立でとらえるのは誤った二者択一だ。紙でKJ法をする時、A4用紙8枚分ぐらいの情報を一覧することもしばしばある。A4用紙8枚分のサイズがあるモニターを使っている人はそう多くはあるまい。(複数ディスプレイを活用するなどで現時点でも不可能ではないし、特に一覧できる情報量が成果に大きく影響するデイトレーダーなどは8面ディスプレイを使ったりするわけだ)