システムの対象ユーザーについての思想
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要約: AI技術の適用は適性のある少数の人から始まり、習得コストを払う意志のあるユーザーに焦点を当てるべきだと考えている。/villagepump/gpt-4.icon
あるAIシステムを見てて思ったこと/villagepump/nishio.icon
僕は「個人の知的生産性の向上」が「チームの知的生産性の向上」に先行すると思っている
そして、その「個人」も「不特定多数の個人」ではなく「適性のある少数の人」が先だと思っている
今でも全人類がプログラミングしたりしないのと同じ
序盤は「一部の適性のある人がそれを使って、今までよりも安いコストで何かを実行するようになる」だと思ってる
その結果として、僕が作るシステムは「ユーザは当然習得コストを支払うべきだし、支払わないユーザは当面は対象にしなくて良い」になる
ベクトル検索一つ取っても「よいクエリを書くのはユーザの責任、良いクエリを書くことができないユーザは試行錯誤して学ぶべき、学ばないユーザは対象ユーザではない」になる
払わないユーザは顧客ではない
他人の作ったシステムが、割と「一般の人」に寄り添った設計にしようとしてるのを見て「あー、なるほど、思想が根本的に違うのだなぁ」と思った
あ、これトップを伸ばす思想だな
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