サイボウズの文化
文化
制度を設けても活用しやすい雰囲気がないと意味がありません。サイボウズでは、「理想への共感」、「多様な個性の尊重」や、以下の文化を重んじ、「説明責任・質問責任」の考え方を浸透させ、社員の意見を受け入れながら働きやすい環境づくりに取り組んでいます。 「公の場で明るみに出ても、正しいと大きな声で言えること」。多様な人材が同じチームで働くために、サイボウズにおいて基本となる行動規範と定義しています。
多様性を重視すれば、答えは一つとは限らないため、社員同士が建設的に議論して問題を解決するための手段が必要です。「問題解決の手法」を繰り返し社内研修したり、「説明責任・質問責任」の考え方を周知しています。 どのような制度であっても、目的を理解せずに使うと、期待する効果を得るのは難しいです。また、厳密に制度をつくり、運用していくには大きなコストがかかるため目的を共有・共感することが大事です。
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厳密に制度をつくり、運用していくには大きなコストがかかるため目的を共有・共感することが大事です。
この表現は「厳密に制度をつくり、運用していくには大きなコストがかかるため、目的を共有・共感し、個々人がその厳密な制度の運用に対する多大なコストを負担すべきである」って解釈する人がいそうな気がする
だけど「厳密に制度をつくり、運用していくには大きなコストがかかるため、厳密なルールを作ろうとするのではなく、目的を共有・共感し、目的にそっていれば柔軟にルールからの逸脱を認めたりルールを変更したりすることが大事」って意味だと思う
表題に「ルールより目的」って書いてある
サイボウズ文化に慣れた人にとっては後者の解釈を当たり前だと思いがちだけども、世の中には前者の解釈をする人もいるだろう