その技術を使わない方がいい
まともな機械学習エンジニアを雇うと、機械学習を使うはずだったプロジェクトに「機械学習は必要ない」とダメ出しされるから、雇わない方がいいというジョークを聞いた
ある技術Xが高く評価されている時
Xを習得していない技術者はXを習得することで
自分の将来の役に立つと思う
そのため、プロジェクトを使う技術選択の際に技術Xを選択するバイアスがかかる
そのプロジェクトに関わることで技術Xを業務時間で習得できる
技術Xを使うプロジェクトに関わったことを履歴書に書くことで市場価値が上がると思う
一方、すでにXを習得している技術者は
そのプロジェクトに技術Xを使うことが有益かどうかで技術選択をする
技術Xを使うことが有益でないなら「技術Xを使わない方がいい」と言う
技術Xを使うべきでないプロジェクトに技術Xを習得した自分の時間が浪費されることを好まない
技術Xを使うべきでないのに技術Xが使われようとしている場合、プロジェクトへの参加を嫌がる
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技術Xを習得している人が技術Xが過大評価されていると考えている場合、評価が下がる前に技術Xを欲しがっている人に高く売りつけようと考えるかも知れないな