お願いをできない人
AさんがXをやった時に、Bさんはそれが嫌だったとする。
Bさんが「Xは嫌なのでやめて欲しい」と言えない場合に、「XはYという理由でよくないことだ」と言うことがある。
つまりBさんは言っていることと求めていることが違う。
それに気づかない場合Aさんは、Bさんの主張を「Bは『XはYという理由でよくないことだ』と考えている」と解釈する。
その結果Aさんは
「Yでない時にはXをやっても問題ない」と考えてXをする
「Yを避ける目的でXをやめるのは適切ではないのでは」と反論する
「Yを避けることが目的なのだとすると、Zもやめる必要があるのでは」と反論する
などの行動をしうる。
Bさんは、自分の「やめて欲しい」と言う意図がAさんに伝わっていると思っているので、Aさんが上記の行動をした場合に、気持ちが踏みにじられたように感じる。