「途中」の定義の曖昧さ
「やりかけのタスクの個数を制限しよう」「一度には一つしかできない」「新しいことを始めるのではなく、まずはやりかけのものを終わらせよう」系の指針と「締め切り間際に始めるのではなく、まず今すぐ30分やろう」「人生複線思考」系の指針って表面的には矛盾しそうだがどう統合するのか? 妻に相談したら「途中」の定義に曖昧さがあるって指摘された。「書類を提出する」ってフワッと大きいタスクだと解釈してると「とりあえず一通り書き終わったけどまだ見直ししてない」は途中。「書類を書く、見直す、封筒に入れる、投函する」の四タスクだと解釈してると、一つ目が完了したところ。
物理現象としては同じ状態なのだが、人間の側の解釈によって違って見えている。完了している解釈の方がストレスが少ないから解釈の側を変えていく必要がある。
「書類を投函するのと、歯医者に行くのは、両方外に出るタスクなのでくっつけて効率化しましょう」ってのは、タスクが細かく切り分けられてることが暗黙の前提で、いわばはがねのつるぎを持った後で戦う中ボス。タスクをフワッと大きな認識になってる人はひのきのぼうなのでまずスライムを叩くべき。 タスクの粒度を小さくする & doneの定義によってタスクを終わらせやすくする。例えば「今すぐ30分やろう」はタスクを30分単位に区切って一つずつ終わらせると考えれば矛盾しない。かな