「結果論」という言葉をネガティブな意味で使う人
@me_ve1415: @kyu_tyou99 これって「寄付金で漫画キャラの像を建てるとは何事だ!!」ってクレームが来たけど結局設置費用を遥かに超える経済効果を産み出してたんですよね😂 @kaito_nogarube: @babahnZLOtaurBt @me_ve1415 @kyu_tyou99 経済効果狙ったものって、結局のところ全て結果論だから…。どんなに試算したとしてもやってみるまで効果がわからないので。結果論以外になりようがない…。 僕の感覚は3番目の人に近くて「もちろん結果論だが、それが何か??」
1番目の人は「結果論だから嫌だ」と他の論拠を出さずにいうのだから暗黙に「結果論=悪いこと」と仮定してる
「結果論」という言葉の意味があいまいなまま使われているのかなと思った
そもそも「結果論」ってなんだっけ?
辞書的な意味
原因・動機などを考えずに、物事の結果だけをみて行う議論。「―にすぎない」
ぼんやりとネガティブな言葉だな
もう少し言葉の解像度を上げたい
ある時点での意思決定について、その時点より後に明らかになった知識をもとに良し悪しを議論することには後知恵バイアスという名前がついている @4ya9A: @babahnZLOtaurBt 狙った通りの結果が出て結果論だったら他にあるのは机上の空論だけやん。 あー、なるほど
つまり「対立候補はさらに悪い」
「ある考えA」に対して「完璧ではない」と指摘がある場合に、その指摘が正しいかどうかと、対立候補の「ある考え方B」がより良いかどうかは無関係
「ルフィの像を建てることは、投資額を上回るリターンにつながる」という考えAがあって、それに基づいて実行され、結果によってその考えが正しかったことが実証された
この「結果を見たので考えAが正しい」は、確かに「結果論」
では対立候補の考えB「ルフィの像を建てるのは金の無駄」はどうか:
意思決定時点ではAもBも「正しいかどうかとわからない考え」だった
現時点では「Bは正しくない考えだった」とわかっている
現時点の観測を基に、意思決定時点でもAが正しかったと主張するのは「後知恵バイアス」