「お勉強」と「研究」の違い
学校の勉強は「参考書の記述はすべて正しい」という前提がある
つまり「本にAと書いてあった」なら、「Aは真である」という判断をしておけば問題は生じない
genmeisui だから「この商品は特許を取っています」「この発明者は国のアンバサダーです」という情報があったとき、お勉強的判断では裏取りすることなく「Aは真である」としてしまう genmeisui もし後から「あれはインチキでした」と判明しても、責任の所在は「間違った資料の作成者」であって、「インチキ商品を真と判断した担当者」は何の責任も問われない genmeisui これは受験問題で「出題が間違っていたから、本問は全員正解とする」というのと同じロジックです 「この程度の出題ミスを見抜けないのは受験者が悪い」と言われることはあり得ない
「本にAと書いてあった」としても、他の本ではBやCの説が唱えられていたりするので、Aの追試、Aの引用文献、Aの被引用論文と、果てしなく「確認」の輪を広げないといけない
genmeisui だから「先行研究のA」を引用した論文の結論が間違っていたら、責任を問われるのは引用した著者であって、引用された側ではないはず genmeisui この辺りの認識の齟齬が、科学者の「あんなインチキをなぜ採用するのか?」と、行政の「他で評価されていたから採用」が永遠の平行線になる原因だと思う 「企業から公表されている内容以外、これは把握しておりませんで、その内容を改めて検証する立場ではございません」
と、完全に「お勉強思考」になっていました
これでは騙され放題でしょう