2017-09-13
先日「ラボって多様性を担保するためにあるんでしょ?」と聞かれて「本社の方がよっぽど多様性に溢れてるよ」と答えたのだけど、その話を本社の人にしたら「だけどサイボウズ的な考え方の人が多い」と言われてどんな考え方だろうと思ったのだけど、続く T 今朝の社長の「広告が掲載拒否された」ツイートを見て少しわかった気がした。僕でも掲載拒否されたら当然ツイートすると思うが、掲載拒否した新聞社の、その意思決定をした人たちは、ツイートしようとかいう考え方はしないのだろうなぁ、とね。 T 何社かの新聞社が掲載拒否をしたという広告だけど、見た人たちがこうやってTwitterに書くことで情報が広まるのは止められない。掲載拒否で止められるという発想自体が現代では有効ではないのだ。消そうとすると増える。https://t.co/hH4KrtQNQp T @kur ほんとそれ。何が気に入らなかったのかはさておき、これを掲載拒否したら「なぜこれを掲載拒否したのか」って話題になることくらい予測できるだろと思うのだが、予測できない人もいるんだなぁ。 T 首都大学東京の講義のために南大沢に来たよ!電車の冷房が寒かった…。 T RT @ryushi: 別に掲載拒否で止められると思ってる訳じゃなくて、より上位の決定に対する明確な非難を自分達の媒体に乗せることによって、自分たちが何物かから、非難されるのを恐れているだけじゃないかな。つまり、単なる保身。https://t.co/XwgU6hdm82 T RT @ryushi: サイボウズは一発だけの客かもしれないが、あの全面広告で面白くない思いをする広告発注者の多くは継続的な顧客だろうしね。ここで、諦めずに、三か月おきとかに全面広告を出し続けて広告費をブッコんだら各新聞社の態度が変わるのか、試して欲しい。 T @ryushi その実験は興味深いけどうちが実験費用払うの不条理じゃない?笑 T @ryushi いやいや、払う額を増やして広告が載ったところで「広告費を多く払ってる企業に不都合な広告は拒否」という不条理に対しては追認してるだけであって挑戦にならないでしょ。 T RT @mamoruk: どんなよいソフトウェアを作っても、使い方が理解されなければ役に立たない。マニュアルを書かずに使ってもらえるというのはエンジニアにありがちな罠。ソフトウェア開発でも、使ってもらうためには教育が大事。いいものを作ったら理解される、などということはない。#t… T RT @mamoruk: 勉強会でよくある間違い。間違えるのが怖く、教科書や論文を丸写しする。参加者から質問が出るが、「こう書いてあった(自分のせいじゃない)」と答えるしかない。最悪の発表。失敗。自分はこう解釈した、というのが大事。間違っていても、議論ができる。盛り上がる。これ… T RT @mamoruk: 働くというのはどういうことか?対価を得ること。対価とは何か?顧客価値。お金を払う価値は増強された能力。グループウェアで生産性や創造性が上がるのでお金を払う。でも、生産性向上法はソフトウェアだけではない。言語化・体系化することや、その教育も有用。#tmu… T RT @mamoruk: 西尾さんの務めるサイボウズラボの主力はグループウェア。コミュニケーションを円滑にする「場」を提供するソフトウェア。検索エンジンで人間の情報収集能力が強化された。機械学習で仕事がなくなる、と恐れるものではなく、人間の能力をサポートするものだと認識してほし… T RT @mamoruk: ジェームズ・ヤング「アイデアのつくり方」いいアイデアは自分で成長する。よいアイデアは見る人を刺激するので、その人々が手助けしてくれる。考えたことは自分の中で留めておかず、周りに喋るといい。整理されてなくてもなんでもいい。盲点に気付く。#tmutalks T RT @mamoruk: 大学に入るとだんだん教科書がない中で学ばないといけなくなる。そういう状況でどう学ぶか?自分の理解と現実のズレに注目する。ズレているところが盲点。そこから学ぶ。プログラミングだと、こう動くはずだと思って書いて実行する。エラーが返ってくる。そこが学ぶポイン… T RT @mamoruk: 何を学ぶかも大学以降では自分で探さないといけない。何を学べばいいかは他の人は教えてくれない。初めて書いた本は「Jython プログラミング」。書いている途中でバージョンが上がって陳腐化。若いうちは具体的な内容に興味が出がちだが、抽象的な内容の方が長く使… T RT @mamoruk: KJ法の紹介。書き出した大量の付箋をクラスタリング。クラスタに名前をつける。図解で自分の理解の全体像を整理。言語化と体系化。しかし図解(2次元)は他人に伝えるには向かない。他人に伝えるには1次元にする。他人に伝えてフィードバックをもらう。これでサイクル… T RT @mamoruk: エンジニア向けの話。マニュアルを読んで理解した、で終わるのはもったいない。マニュアル(論文)を読んで実装してみた、という話はおもしろい。実装は経験になる。理解できていないところも分かる。理解、実装、考察、そして理解の修正のサイクル(いわゆるPDCA)を… T RT @mamoruk: PDCAサイクルは有益だけど、じゃあ最初をどうすればいい?という問題。丸写しじゃない発表資料を作るためには?「発表資料を作ろう」という大きく計測不能なタスクではなく、「ネタを付箋に50枚書く」は計測可能で隙間時間に実行可能なタスク。書き出して作業記憶を… T RT @mamoruk: 高校までだと、一方的に知識のある人から学ぶのが普通に思えるかもしれないが、実は一方的に知識がある人なんてほとんどいない。そこでどう学ぶ?専門分野が違えば、互いに知識を交換し合える。相手にとって価値のある情報を提供すれば、教えてもらえる。相手に価値を提供… T RT @mamoruk: 具体的な手法を学んでも、その問題が解けるだけ。抽象的な方法論を学べば、他の問題に応用することができる。抽象的な方法論を学ぶにはどうすればいいか?自分の経験と結びつける。自分が経験したことは、自分が世界で一番詳しい。#tmutalks T 機械学習の手法にも具体的な応用に対しては有用なものとそうでないものがある。モデルの構造が数学的に綺麗であっても、有用であるとは限らない。 #tmutalks T Q: 人は自分の能力を超えるものを作ることができるのか? A: 「能力」は一つではない。自転車を作った人は「自転車に乗った人間より早く走れる能力」を持っていたわけではないので「自分の走る能力を超えるものを作った」わけだが「自分の考える能力」を超えてはいないだろう。 T 答案用紙の「受け売りの哲学」「自らする哲学」の区別はとても参考になった。「プラトン 産婆術」で検索すると見つかるのだが「本質的な知識は自ら生み出さなければならない」と主張されてて僕もこれに賛成。なので「哲学が重要」は暗黙に「自らする哲学」をイメージしていた。 #tmutalks T 逆に言えば、本に書いてあることを「本に書いてあったから正しい」みたいな態度でしゃべる「受け売りの哲学」のは、「根無し草の知識」で「取ってきた桜の枝」なので有益な応用につながらず「有用性」がない、くだらない行為。スライドのあちこちとつながった! #tmutalks T Q: バカの方が幸せという可能性は? A: その可能性はある。正解の分からない問題。僕の人生で「学ぶ」と「バカでいる」のどちらにするかは僕の自由で、僕は「学ぶ」を選んでいる。この選択が正しいかは僕が死ぬ時にしかわからない。みなさんがどちらを選ぶかは皆さんの自由 #tmutalks T 小町先生のガチ公募の話、推薦状を5通集めることを求められた。それまでにアウトプットをしてないとそもそも推薦状を集めることに苦労する。 #tmutalks T 大学院に行くと自分の知っていることを伝えて他人の知っていることを貰う、という方法でしか学べない。最先端のことは教科書になってない。 #tmutalks T @yoshiori 死んだことないからわからない!死んだ人に聞いといて! T 「査読付き国際会議への投稿が修了要件です。僕自身が3年留年しているので留年には寛容です。何年いてもよいので投稿するまで頑張りましょう」にこやかに怖いw #tmutalks T 採用条件に"Strong programming skills in C++"って書いてあると、日本人は怯む人が多いんじゃないかと思うんだが、僕が実際に英語圏での採用応募を捌いた経験からすると、弱くてもStrongだって言い張ってくる「心の強い人」が多い印象 #tmutalks T 質疑の時に当てられて詰まってしまった人に「次のセッションで最初に当てるよ」と予告するテクニック有用そうだなー。予告されたことで心の準備ができてちゃんと質問できてたし、質問出来たという経験で次回以降の心のハードルが下がる。 #tmutalks T 「学びたいことを学ぶのは楽しいが、こればっかりやってると身を亡ぼすんじゃないかと不安」深い質問だw 小町先生は学びたいことをやって運よく成功したというスタンス。僕は何であれ「教科書のないものを学ぶ」というスキルを高めれば将来分野を変えても大丈夫じゃないかと思う #tmutalks T Q:「英語の学び方は?」A:「書くことを目的として読むとか、しゃべることを目的として聞く。アウトプットを目的としてインプット。」 T @ukkaripon オフラインで遊べるゲームが増えるのではないか T RT @meso: N予備校のプログラミングコースが話題になったのでこのタイミングで告知させていただくと、高校生にもわかるコンピュータサイエンスコースのオリジナルテキストを執筆してもらえるエンジニアが足りないので、興味ある方是非ご連絡ください(雇用契約でも業務委託でも)。 T 「受け売りの哲学」と「自らする哲学」って切り分けの他に、「哲学の歴史」と「哲学の修行」ってのもありだな。誰がどういったかの歴史的事実を収集分類する学問としての哲学と、常に自分に問いかけ続ける修行としての哲学。 T