16枚ルール
英語:Rule of 16
Team Leviathan Gaming の Saber97 らが主催しているグウェント Youtube チャンネルで説明されたデッキ構築における経験則。2021年1月にコミュニティに広まった比較的新しい概念。
提唱者は Gorflow。
1試合が理論的には16ターンになることを根拠とし、デッキの構築コストを最大限使用するという考えに基づいている。
解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=2kCDey-pi34
基本的な考え方
どのような形で試合中にプレイされるかによって下記の4種類のカードが存在する。
table:デッキ内のカードの役割
名称 意味 説明
4p 4コストカード 手札からプレイする4コストカード、多くの場合は数合わせ
Tutor サーチ用カード 《夢占い》などデッキから目的のカードをサーチするもの Summon 召喚されるカード 《ローチ》など特定条件でデッキから召喚されるもの Target ターゲットカード 上記のいずれにもあたらない実際にプレイしたいカード
1試合で使用できる構築コストの最大化
1試合は多くの場合、16ターンで行われるため、この16ターンでデッキの構築コストをすべて吐き出せれば効率的である。
したがって、実際にプレイしたいターゲットカードはデッキに16枚に設定するのがよい。
マリガン運が悪く、4コストカードを使わざるを得なかった場合は、その分、より構築コストの高いターゲットカードのプレイ数が減るため、「機会損失」として試合全体に影響を与えることを意識する。
応用編
ターゲットカード14枚+対策用4pカード:高圧縮デッキにしてターゲットカードを少なくする代わりに《リス》《ドリアードの愛撫》などの特定の対策カードや《火薬技師》といったコンボ用のカードを入れておき、相手に合わせてどの4コストカードを使用するか柔軟に決める。