ストーリーは詳細化しない
『Clean Agile』3章より
2つの理由
1.ストーリーを書き留める時点で詳細を信用していないため
開発者とステークホルダーが協力して、考えられるストーリーの詳細について話し合い、シンプルな表現を選んで書き留める (Kindle の位置No.1352-1353)
詳細な仕様を決めるのは、ストーリーを開発するときまで可能な限り遅らせたい (Kindle の位置No.1354)
ユーザーストーリーを書き留めるのに多くの詳細について話し合ったが、
こうした詳細のことをまだ信用していない。したがって、まだ書き留めてもいない。 (Kindle の位置No.1376-1377)
詳細を書き留める必要はない(むしろ書き留めない方がいいという理解)
「詳細化を避ける」
詳細はいずれ変更される(「ストーリー」節)
ストーリーをマネジメント可能、スケジュール可能、見積り可能にするためには、「一時的な詳細の欠如」が必要 (Kindle の位置No.1385-1386)
「(ストーリーの)多くが変更・分割・統合・破棄される」
ストーリーはプレースホルダーであり、要件ではない
ストーリーはNegotiatiable(交渉可能)にする
詳細を記述しないもう一つの理由
詳細については、開発者とビジネス側で交渉できるようにしておきたい。(Kindle の位置No.1497)