python-build-standaloneとDockerによるポータブルなPython環境の構築
https://mjunya.com/posts/2024-08-01-python-build-standalone-docker/
#python-build-standalone
各OS, CPUアーキテクチャに対応したビルド済みのPythonが配布されています。 配布されているPythonはpipを同梱済みなので、ダウンロード後すぐにPython環境を 使い始めることができます。
miseでも使われているとのこと
配布されているPythonはライセンスの関係で、自前でビルドしたものと挙動が異なる場合がありますが、 ほとんどの動作において問題はありません。
👉Ryeに見る自己完結型Pythonとライセンスの話
バイナリの命名規則
cpython-(Pythonバージョン)+(releaseのタイムスタンプ)-(アーキテクチャ)-(ビルド設定)-(同梱内容)
Dockerでの例
curlしているだけ!
Dockerコンテナ内で好きなバージョンのPythonを導入するには、aptのリポジトリppa:deadsnakes/ppaを登録するか、 pyenv, poetryなどでビルドするか、自前でビルドするくらいしか選択肢がありませんでしたが、 python-build-standaloneを利用することで、簡単に環境構築ができます。 特に、NVIDIAのDockerイメージであるnvidia/cudaといったイメージはデフォルトではPythonが 入っていないのでこの方法であれば、手軽にPython環境を追加できます。
IMO:nvidia/cudaは試してみたい(GPUまわりは大丈夫?)