04.20|負傷
諸々あって、右親指と右腕を負傷してしまった。これらはわたしが迂闊だったためにこうなった、というやつで、怪我の原因たる存在にはなんの罪もない。わたしがもっと冷静に対処できていればこうならなかったものである。だからなんとも情けない。いらない怪我をしてしまった。
自分にもっと余力があれば、と思う。なにかに対して自分の力を使うというのは、余力が、余裕があるからこそできるものだと、この数日でひしひしと感じた。せめてもうすこしばかり、周囲によい影響を与えられる、与えるために行使できうる人間になりたいと感じる。が、いまはどうしても自分の現状との対峙で、精いっぱいだ。
けれどもできれば、いまの自分よりも明日の自分のほうがすこしマシな人間であってほしい。ありたいと思うが、そうはいかない日もある。それはそれで受け入れたい。それが余力という気もする。ぼんやりとだが。