04.19|疲弊人間
ここ数日の悪天候と、いろいろの所作をせねばならなかったのとが衝突して、今日のわたしは完全なる疲弊人間になってしまった。心理がとにかくどんよりしている。肺というか胸元がズシリとしているし、喉元が詰まっている。これはわたしがストレスなどを感じるとなる事柄であるため、実際になにかが詰まっているわけではない。
もうすこしストレスに強い人間だったらよかったのに、と思うことがある。わたしはいろいろのものの影響を少々受けやすい人間(悪くいえば「様子をうかがいすぎる」人間)だが、事象を受け取りすぎる原因として「受け取りの意図的製造(受け取らなくていいものを受け取る)」があると思う。
これはわたしが小さいころからそうなのだが、自分の目の前でなにか、たとえば大きい音であるとか、不意のもの、不調のものを目撃した際に、自分は別に関係がないのに(ないしはそこまで思い入れをする必要がないのに)それを、自分の対処すべき物事だとして受け取ってしまうときがある。
いや、いや、実際のところ、たぶんそれらは社会をやるうえでは受け取らないといけないことなのだろうと思う。無関係の事柄ではなくて、わたしが世の中で生きるうえでやるべきこと、すさまじく関係のある事柄なのだろう。とは思うのだが、わたしはそれらを行使するのがべらぼーに苦手すぎる。いかんと思う。
もっと身体的にも精神的にも、頑丈な状態で自立できうる存在だったらマシだったろうか、とはなる。思考をするのがさほど得意でない人間が思考をするから疲れるのだぞ、と自分には云いたい。とはいえ「どうしよう」ではいかんので、ぼちぼち書き出してみるしかない。体外に出して眺めてみるのが、やはりよい。そういう日だった。