Google Analytics Data API
= 「GA4 API」
鋭いご質問ですね!その点は少しややこしいので、正確にご説明します。
結論から言うと、「GA4 API」は通称で、皆がそう呼んでいますが、正式名称は目的別に分かれています。
ダッシュボードなどでレポートデータを取得するために一般的に使われるAPIの正式名称は、
Google Analytics Data API
です。バージョンを含めて「Google Analytics Data API v1」と呼ばれることもあります。
GA4関連のAPIは一つではない
実は、「GA4 API」と一括りに呼ばれるものには、主に3つの異なる役割を持つAPIが存在します。
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APIの正式名称 主な役割 よくある使われ方
Data API GA4のレポートデータを取得する カスタムダッシュボードの作成、BIツールとの連携
Admin API GA4のアカウントやプロパティを管理する ユーザー権限の一括設定、プロパティの自動作成
Measurement Protocol サーバーなどからGA4にデータを送信する オフラインでの購買データをGA4に送る、POSデータ連携
皆さんが「GA4 APIの上限」や「GA4 APIでデータを取る」と言う場合、ほとんどのケースでこの「Data API」を指しています。
ですので、「GA4 API」という呼び方で会話は全く問題なく通じますが、公式ドキュメントを読んだり、実際に開発でAPIを有効にしたりする際には、「Google Analytics Data API」という正式名称を覚えておくとスムーズです。