データベースの種別
Disk-Oriented Databases
a.k.a., disk-based databases
主とするストレージは二次記憶装置(HDD/SSD).メモリとキャッシュ上のデータは Buffer pool/cache などと呼ばれる
メモリとキャッシュは高価で有限の資源であるという考え方で設計されたデータベース
メモリとキャッシュに効率的にデータをI/Oするための仕組みと技術に優れている
In-memory Databases
主とするストレージはメモリ(DRAM).
メモリが潤沢に備わっており,すべてのデータがオンメモリで処理できるという前提に基づくデータベース
二次記憶装置にはログ以外のデータが保存されないことから,クリティカルパス内のI/Oが軽量であり,高速.
Larger-than-memory Databases
In-memory Databases にメモリサイズよりも大きいデータセットを処理できる改変を加えたデータベース
Disk-orineted とは似て非なるもの.違いは以下で説明されている
Allow an in-memory DBMS to store/access data on disk without bringing back all the slow parts of a disk-oriented DBMS.
ディスクベースのデータベースは主とするストレージが二次記憶であるため,データをディスクに書き出す必要があったが,Larger-than-memory データベースはその限りではない.ディスクにはログだけ永続化すればよく,なんらかの方法でLarger-than-memoryを実現するためのデータ構造がディスクに書き出される.